掲載写真は右がロン・ウッドの「I'VE GOT MY OWN ALBUM TO DO」、
左はジョージ・ハリスンの「DARK HORSE」。
私の大好きなこの2枚のアルバムは共通点が多い。
まずは共に1974年発表であること。発売もほぼ同時期だ。
プロデュースは自身が行っていること。
ロンとジョージの二人でつくったミディアム・テンポの傑作「FAR EAST MAN」が
収録されていること。
基本になるリズム隊はウィリー・ウイークスとアンディ・ニューマークであること。
両者ともボブ・ディランとの交流があり、時にボーカルの節回しが
ディランの影響下にあるのが面白い。
フェイセス崩壊後初のソロ・アルバムを作成し、明るい未来を見据えたかのような
陽気なロニー。この時点ではストーンズに加入するとは思ってもなかったろう。
いや、ミック・テイラーの不穏な動きをミックとキースから聞いていたか?。
74年末から始まるストーンズの「ブラック&ブルー」セッションに
ミック・テイラーは本来なら参加するはずだったのだから、この時点では
そんなことは関係なく楽しいレコーディングだったというのが正解だと思う。
一方ジョージのほうは自身のレーベルをつくるも自らは「アップル」との
契約が残っているという状態。おまけに私生活は破綻し、ツアー・リハーサルと
レコーディングが重なって声はボロボロ(これがディランっぽい一因か)という
ありさま。好対照な2人だが、共通項の多いアルバムを同時期に出したというのは
偶然だろうが、なんともいえないロックの歴史と浪漫と必然を感じる。
それにしても初めて「FAR EAST MAN」を聴いて以来、その不思議に切ない
フレーズの魅力にとりつかれ、今も聴くたびにグッとくる。
20年以上の間、聴く者に魔法をかけ続けられる曲というだけでも素晴らしいのに
作者二人が同時期に録音したそれぞれのバージョンを楽しめるという
偶然にいくら感謝してもし足りないのだ。
左はジョージ・ハリスンの「DARK HORSE」。
私の大好きなこの2枚のアルバムは共通点が多い。
まずは共に1974年発表であること。発売もほぼ同時期だ。
プロデュースは自身が行っていること。
ロンとジョージの二人でつくったミディアム・テンポの傑作「FAR EAST MAN」が
収録されていること。
基本になるリズム隊はウィリー・ウイークスとアンディ・ニューマークであること。
両者ともボブ・ディランとの交流があり、時にボーカルの節回しが
ディランの影響下にあるのが面白い。
フェイセス崩壊後初のソロ・アルバムを作成し、明るい未来を見据えたかのような
陽気なロニー。この時点ではストーンズに加入するとは思ってもなかったろう。
いや、ミック・テイラーの不穏な動きをミックとキースから聞いていたか?。
74年末から始まるストーンズの「ブラック&ブルー」セッションに
ミック・テイラーは本来なら参加するはずだったのだから、この時点では
そんなことは関係なく楽しいレコーディングだったというのが正解だと思う。
一方ジョージのほうは自身のレーベルをつくるも自らは「アップル」との
契約が残っているという状態。おまけに私生活は破綻し、ツアー・リハーサルと
レコーディングが重なって声はボロボロ(これがディランっぽい一因か)という
ありさま。好対照な2人だが、共通項の多いアルバムを同時期に出したというのは
偶然だろうが、なんともいえないロックの歴史と浪漫と必然を感じる。
それにしても初めて「FAR EAST MAN」を聴いて以来、その不思議に切ない
フレーズの魅力にとりつかれ、今も聴くたびにグッとくる。
20年以上の間、聴く者に魔法をかけ続けられる曲というだけでも素晴らしいのに
作者二人が同時期に録音したそれぞれのバージョンを楽しめるという
偶然にいくら感謝してもし足りないのだ。
私もこの2枚のアルバムは大好きです。特に「Far East Man」を聴き比べる為に何度同時に引っ張り出して聴いた事か。イントロのもたつくようなリズムとメロディ。ホント心に染み入ります。その後、交差することは殆どなかった二人ですが、この時の出会いは見事に化学反応を起こしたんでしょうね。
ほぼ同時期に同じリズム隊で、というのが興味深く、
ウィリーとアンディのプレイを聞き比べようなんて
思ってよく私も同時に引っ張り出していました。
が、結局ジョージとロニーの味のある歌唱と
哀愁漂うメロディーに聞き入ってしまうのでした。
そういえば、二人ともギタリストとしてはスライドが
売りでしたね。
ジョージのプレイ・スタイルというのも、近年
いろいろと解析されて、コードの使い方や独特の
スライド奏法が日本のバンドにも浸透してきている
ような感じがします。
ちょっと遅れましたが、TBさせていただきました。「Far East Man」俺も大好きな曲です。このアルバムもそれを聴くために買ったようなもんです(もちろん他の曲もちゃんと聴いてますが)
ハリーさん、茨城なんですね。俺も田舎は茨城です。茨城はレコ買うの大変じゃないですか?
では、これからもエントリ楽しみにしています。
ロンの1stアルバムの邦題が「俺と仲間」で、シングルが「俺の炎」。ロニーに相応しい?適当な邦題に
ニヤニヤしたものです。
出身は愛媛なのですが、昨年から茨城県民になりました。
もっとも一駅で千葉県という立地なので、それほど
不便ではありません。
ただ、引っ越すときは「遂に(川を)渡った」と思いましたよ。(笑)
最近はすっかり足で稼ぐことが出来なくなったのも
事実なのですが、これは立地、あるいはリッチというよりも私がジジイになったということでしょう。