山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

一喜一憂

2011-03-24 17:53:20 | 日記

今日は、会社を出る前にパソコンを開いてニュースを見てみた。昨日は、ペットボトルを買いこんでいる人々の行動理由が理解できず、そんな自分がアホみたいだったからだ。今日のニュースによると、東京都の水は正常の範囲内に戻り、もう赤ちゃんが飲んでも大丈夫なのだそうだ。埼玉の水も異常はなく、姉の孫も心配しなくてよいということがわかった。だから、結果的には昨日も水を買わないでよかったということだ。

だが、パソコンで見るニュースは、速報というほどのものは出ていないので、今朝の9時ころの地震の震源地もわからなかったし、原子力発電所で作業をしていた人が3人被ばくしたというニュースも、会社にいる時点では出ていなかった。
まだまだ、原発は予断を許さない。いつになったらこの恐怖から解放されるのだろうか。危険な場所で作業を続ける人たちのことを思うと、気がめいるが、結局は委ねるしかない。

地震も毎日のようにあって、特に今朝は仕事を始めてすぐに、真下からドドドッと来たので、驚いた。もういいかげんにしてほしい。いつまで続くんだろう。東京なんかはまだいいほうだろうけど、小さい揺れの場合は、本当の地震なのか、自分だけが揺れているのかわからなくなってくる。これは世の中の多くの人が同じ状況らしく、地震酔いというのだそうだ。

ああ、また揺れている、これは本当の揺れだ。
日本はぐらぐらだ。地下はどうなっちゃってるんだろう。・・・止まった。(17;24)

今日は、また一段と寒かった。
襟ぐりの開いたセーターを着ていったら寒くて寒くて仕事にならない。マフラーを巻いたら少し温かくなったけれど、やっぱり寒い。会社の中でコートを羽織っている人もいた。私も手がかじかんでしまった。周りの人も寒そうだ。くしゃみをしたり咳をしたりしている人もいるし、手をこすり合わせている人もいた。電気は、電気ポットが一番消費電力が高いそうなので、昼を過ぎたら1個はお湯が無くなり次第電源を切ることにした。
寒いから、温かい物でも飲んだら少しは温まるかと思うが、逆にトイレが近くなったりして、トイレに行くと、ますます冷え込んでいるので、さらに全身が冷える。みんなガタガタしながら戻って来る。
どこまで節電をするのかは、特別な決まりはないのだが、でき得る限りの節電をしている。

帰宅途中は、外もかなり寒かった。なんで、今年はこんなに寒いんだろう。
家に帰ってきたら、1人だけど暖房をつけている。自分だけになると忍耐力がなくなる。
暖房をつけてもまだ寒い。

とにかく、早く春になってもらいたい。



今日見たら、ベランダのナスタチウムがこんなに大きくなっていました。



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ついに・・・

2011-03-24 00:29:54 | 日記
帰りにスーパーに寄ったら、食料はずいぶん補充されてきていた。卵もお米もある。少ないのは生麺。無い物は、納豆と牛乳。
それから、ペットボトルの飲料水は、小さいのを1個買っている人がいっぱいいた。

?????

今さら、なんであんな小さなペットボトルを買うのかな?

レジで私の前に並んでいた人が、カゴの中に3本くらい入れてあった。そしたら、お店の人が「お1人様1本ですので、こちらはお預かりしますが、よろしいですか」のようなことを言い、2本をよけて別のところに置いていたが、そこには6~7本のペットボトルが並んでいた。どうやら、2本以上買おうとした人のものを取ってまとめてあるようだった。

自宅に帰ってニュースを見て初めて知ったこと。
東京23区と多摩地区の水道水に放射性物質が含まれ、乳児には飲ませてはいけないレベル。

あ、そうか。
それで、みんな買っていたのか。

ウチは、飲料水の買い置きはない。
しかし、赤ちゃんはいないから、たぶん大丈夫だろう。

あの、ヒロシマの原爆で、被爆した人でさえ、長生きしている人もいる。
放射性物質を取り込んだからと言って、誰しも病気になるとは限らないし、放射性物質を取らなくても、病気になる人もいるんだ。

でも、埼玉に住む姉の孫は乳児だから、心配だ。
安全な遠いところに避難して暮らしたほうがいいかもしれない。
会社に勤めている妊婦さんも心配だ。
会社のお茶は普通の水道水を使っているので、やっぱり飲まないほうがいいだろうし、もうすぐ赤ちゃんが生まれるんだから、早めに産休を取って、安全なところに引っ越したほうがいいかもしれない。
こんな状況、いつまで続くかわからないけれど、安全な飲料水が売っていたところで、ずっと買って飲ませていくのは、経済的にも大変じゃないだろうか。
それに、乳児じゃなくても幼児だって心配だ。お料理にペットボトルの水を使っていたらきりがない。
みんな避難して、東北・関東地方には、赤ちゃんがいなくなっちゃうのかな・・・



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燃料の有難さ

2011-03-22 23:51:13 | 日記
燃料は、あるのが当たり前だと思っていたが、大きな間違い。
節電で東京も少しは寒い思いをしているけれど、震災にあった東北のほうでは、灯油もなく、ガソリンもないから車も動かず、みんなが凍えている。気温も夜間は零下になるし、日中だって一桁である。そんなところで耐えている人々の事を思ったら、なんて贅沢なことだろうか。

今日、やっと大きな船が港に接岸でき、ガソリンや灯油が届けられたそうだ。それから道路もだんだん復旧してきている。テレビに映るタンクローリーの姿を見たら、なんだか感動で涙が出てきてしまった。
これほどまでに、石油という燃料をあり難いと思ったことはなかった。
結局私は傍観者にすぎないが、現地の人はどんなに救われた思いだろう。

石油は二酸化炭素を排出し、地球の温暖化の原因ということで、余り良いイメージが無いこのごろだった。また、電気も、この度の原発事故の危険性から、発電には恐怖が付きまとうという負のイメージが強い。
しかし、それらのマイナス面に対して、何百倍もの恩恵を受けているのも確かだ。
だから、そのバランスをしっかりとって行かないといけないんだろう。

とにかく、自分の事ばかり考えて、ぶつぶつ言っている自分が恥ずかしい。
私にできることは、不服を言わず、自分の仕事をしっかりすることしかないと思った。
それは、私の勤める会社は、この被災地の復興に取り組んでいる様々な会社と、かかわりを持っているからである。



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今日の状況

2011-03-22 20:22:35 | 日記
寒い!

職場は、節電のためエアコンを控えているので、寒いです。天気も悪いので、より一層暗いです。あまりにも寒いということで、同じフロアーの一角では弱く暖房を入れたそうです。寒すぎて仕事ができないんじゃどうしようもないと・・・。フロアーは広いのですが、4か所くらいスイッチが分かれています。どこかがついていれば多少暖かさが回ってきます。

そんな寒さの中、昼休みのコンビニにでは、近隣の会社員もみな、温かいものを求めるのでしょう。同僚が肉まんを頼んだところ、まだ温まっていないとのことで、思う物が買えなかったそうです。コンビニの商品は未だ揃っていないという話でした。
私が夕方偵察にいったところでは、インスタント食品など結構空っぽの棚がありました。おにぎりも少なめ。ただ、菓子パンはいっぱいありました。
弁当類を見てみると、なんと「ざるそば」「冷やし中華」などがわんさか。この寒いのに、こんなもの食べられるわけがないだろう。春のお彼岸を過ぎたのでこんなものが出ているのでしょうか?暖房の中でならまだしもね。コンビニも電気の節約で暗かった。

スーパーに寄ると、肉類は復活。復活どころか、あり余っている様子です。多くの品物に30%引きのシールが貼ってあったので、鶏肉と豚肉を買ってきました。みんな買いだめしてるから、当分買わないんじゃないかな?
それに、いつもは24時間営業なのに、節電で夜7時に閉店というので、廃棄処分になっちゃうかも、もったいないなあ。

インスタントラーメンなどの棚は、まだほとんど空っぽでした。卵は復活してました。牛乳は1Lパックはありましたが、小さいパックはありません。うちはあまり飲まないので500mlが欲しいのですが、ないからやめました。コーヒーに入れるクリープが欲しかったのですが、コーヒーコーナーは空っぽ。牛乳売り場に純正生クリームはありますが、100mlで385円と高いのでやめました。米は10キロ入りはありますが、そんなの重くて持てませんね。5キロのも少しあったけど見たこともない名前のお米でした。米と卵は家にまだあるのでいらないです。
売っていないのは納豆。それから生めんも数少ないです。意外になくなっていたのがお酒。ビールはほとんど空っぽ。基本的な保存食を買い漁り終わった人が、今度は酒類に手を伸ばしたのかも・・・。パン売り場空っぽ。コンビにはいっぱいあるよ、と教えてあげたい。
ホウレンソウを買おうかと思ったけど、198円もしているので、高いからやめました。ウザギの青梗菜も148円もしているけど、ウサギのために買いました。

自宅でもエアコンを節約しなければと思い、なにか暖かい衣類はないかとスーパーの売り場を見てみましたが、もう春ものになっていてありませんでした。ふかふかのソックスとか厚手の部屋着(羽織る物が付いているパジャマ?)みたいなのが欲しかったんですけどね。しかたなく、普通のソックスとストッキングを買ってきました。

もうすぐ暖かくなるかな~。家ではやっぱりエアコンをつけてます。
それでも、寒い!!
たぶん、夕飯を作らないからだな。


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怒ったぞ

2011-03-22 19:35:49 | 日記
今朝、私がおにぎりを作っていると、夫も食事代を節約したいのでおにぎりがあったらいいなというので、自分が持って行こうとしていたおにぎりを夫に渡した。夫はおにぎりを持って出勤した。
私は、あらたに、冷凍庫から冷凍ご飯を出して電子レンジで温めて、自分用のおにぎりを作った。そんなことをしていたので、時間も無くなり、私が焼いたトーストは全部夫が食べたので、私はほんの少し残ったご飯を口に入れただけで出勤した。

そして、夜、6時ころ夫が帰ってきたので、ずっと以前から冷凍庫に入っていた冷凍今川焼3個を温めて出した。私はお腹が空いていたので、1個食べて、もう1個は半分に切り、その半分も食べた。夫は、それにはすぐに手を出さずに、コーヒーを入れて飲み、それか今川焼を1個食べた。半分は残っている。その食欲の様子は、いつもと同じ感じで、全く飢えている様子はない。

だが、夫は、今日は、忙しくてお昼を食べる時間が全くなかったといって、私が朝作ったおにぎりをカバンの中からテーブルの上に出したのだ。なんでも、昼の時間帯に正社員が会議かなんかをやっていて交代する人がいなかったので、お昼を食べる暇がなかったのだそうだ。

それにしても、夫の仕事はビルのカウンターで来人の接遇をしたりしているらしいが、始終人が出入りしているわけでもない。トイレくらい行く時間はあるだろうし、普段は仕事中に自宅に電話をかけてきたりもしている。昼休みはとれなかったにしても、もっと遅い時間や仕事が終わってからでも、おにぎりを食べるくらいの時間はとれるはずである。

なによりも、お腹が減っていそうもない様子が、どうも私には腑に落ちない。昼ご飯を本当に何も食べていないのなら、もっとがっついていてもよさそうなもんだ。
色々問いただすと、おにぎりは食べられなかったが、他のものをつまんでいたのだという。
そうか、それで、私のおにぎりは食べなかったが、腹は減っていないということだ。いったい何をどのくらい食べたのだろうか。

「後で食べる」などといって、テーブルの上においたままのおにぎり。
私はしだいに、ムカついてきた。
そのおにぎりはどうなるのだ。
私は、それを自分の夕飯にすることにし、今夜は夕飯を作らないことにした。
そして、金輪際、夫にはお弁当を持たせないことにした。

以前は、弁当にいつも卵焼きばかり入っているとほざいたので、それから何年も作っていなかったが、これを機会に、また夫の弁当作りは廃止だ。

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家にこもる1日

2011-03-21 19:13:01 | 日記
今日は、雨だった。
一日中、家でテレビを見たり本を読んだり、パソコンを開いたりしていたが、本を読み始めたら眠気を催し、午後は3時間くらい寝てしまった。
起きると、外はもう暗くなっていた。
今日は、娘たちは仕事である。放射能の心配はなさそうだが、雨に濡れない方が良いのではないかと、少々心配だ。
テレビを見ていると、ホウレンソウや牛乳の放射性物質のニュースが流れたり、3号機から煙が出ているなどのニュースが繰り返され、なんだか憂鬱な気分になってきたので、テレビを消してしまった。
市場に出回っている野菜は、放射性物質は基準値以内なのだから、そんなにおおさわぎすることもなかろう。野菜売り場に売れ残るホウレンソウなどを映して、風評をあおっているのはテレビ局だ。店にある野菜も牛乳も安全ですと言ってもらいたい。

原発のことで、津波の被害者のほうへの意識が、自分自身減っていることを感じる。政府も両方に追われて大変だろう。やはり、自民党の協力は必要だ。しかし、どうもぎくしゃくしている。円滑な協力体制は望めない雰囲気である。

今後の日本はどうなるのか?福島・茨城などの農業も見通しが暗いし、これから東北の米などもどうなることやら。裕福な中国人観光客も日本にやって来ないだろうから、電化製品を買ってくれる客さんも減り、日本の経済の望みもどんどんなくなる。

実際、こちらも仕事をしていて平静ではなくなってくる。埼玉県の人たちは、電車が走っていなかったり、計画停電があったりするためか、普通に出社ができていない。データを送って、自宅で仕事をしたりしているようだ。他の地域の人も、長距離の自転車通勤やいつもと違う方法で出勤している人たちがいる。JRは走っているが、私鉄の人が経路を変えてJRに集まるので、電車が満員になり、かえって都心に近い人が乗れなくなる場合もあるらしい。
職場は電気が暗いので目も疲れる。節電のため残業はなるべくしないで帰るようになっているが、納期に間に合わせなくてはならない。
ただでさえ、早く仕事を消化して請求書を送って早く収入を得ようという方針だった会社。つまり自転車操業ってことだ。こんな状況でどうなってしまうのだろうか?
社員の出勤の関係などから仕事効率が下がり、地震や原発の様々な影響で不便な環境の中、納期を直前にしている仕事の進行に支障が出てくることもある。実際に何か致命的な事が起きたわけでもないのに、精神的な不安が募ってくるのだ。

社員の中には急に辞めてしまった人もいる。表向きの理由は今回の震災とは何ら関係がなく、緊急を要するものでもないのだが、なぜ辞める当日まで周囲の人間に知らされていなかったのかと思う。その人は毎日普通に出勤していたが、その人の机が、1月頃からスッキリとまるで誰もいないかのように片付いていたのが印象にある。あれっ、いないのか?と思ったくらいだったが、いると知って、ずいぶんきれい好きな人なのだろうと思っていた。今考えると、いつ辞めてもいいように片づけていたのかもしれない。給料が出せなくなる前に辞めたのかな・・・。
社員が急に1人減ったということも、見えない打撃を周囲の人に与えているのだ。

この冬、奥さんが他県の実家(東京より西)に帰って赤ちゃんを産んだ人がいるが、原発の問題が解決されるまでは、奥さんと赤ちゃんは東京には戻って来ないのではなかろうか。その人は一人暮らしでさびしいだろうな。
自分の家族ではないのに、そんなことを思うだけでも元気がなくなってくる。

そうやって、なんとなく、自分の周囲のエネルギーが減っているように感じる。
被災地でもないのに、こんなことではだめだ。文字にしても言葉にしても非建設的なことばかりが出てきてしまう。

急にやる気がなくなって、もう東京を後にして、実家に帰ろうかななどと思ってしまったりする。こっちでは娘たちも心配だが、東北が自然災害であんな状況になってしまうことを考えると、別の地方に住む1人暮らしの母も心配だ。
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放射能の危険性

2011-03-21 10:23:07 | 日記
ホウレンソウや牛乳から基準値以上の放射性物質が検出されたという。
それに対して、その食品は、何十年間毎日食べ続けたとしても人体に害がないのだという専門家のコメントだった。
ならば、なぜそのような低い値が安全基準値となっているのであろうか?
放射性物質がホウレンソウや牛乳に含まれているのならば、他の農産物にも含まれているだろう。
飲料水にもわずかながら検出されているというし、今後福島原発からの排水にも放射性物質が含まれ、それが海に流れる。海産物も影響を受けるかもしれない。今日は雨が降っている。
あらゆる飲食物が、わずかずつ汚染されるとすると、それをすべて食べたら足し算になるのではないだろうか。
原発は、まだまだそう簡単に全面解決されるわけではないから、今後も危機にさらされ続ける。さらに放射性物質が漏れ出る可能性も無くはないのだから、今までの数値が大丈夫だからといって、まだまだ余裕がある、などという考えはどうかと思う。

放水にかかわった消防隊の方が、1年間の制限値の半分くらいの被ばく量をこの短期間に受けてしまったそうだが、それとても、CTスキャンに比べても数値が非常に低く、まだ倍くらい浴びても大丈夫だ、などという見解はおかしいと思う。

今までにも、原発で放射能漏れの事故があり作業員が被ばくした、などというニュースがたまにあり、それだけでも緊張が走り、ひやりとしていたが、それと比べて、今回の事故はどれだけ大きいことだろう。
原子炉の外観を見ただけで、破壊がわかり、蒸気を出していて安全であるわけがない。
水につけて冷やしただけで安全であるならば、元々使用済み燃料なんかむき出しになって屋外で水に浸されていればよかったはずである。そんなものではないだろう。

しかし、いくら危険性が高いからといい、半径100キロなどという広い範囲の人間を避難させる事は到底できない。
東京で働く外資系企業の外国人は、ほとんど帰国したそうだ。夫の職場にもほとんど外国人は残っていないと聞く。夫の職場も深刻な状況で、何かとピリピリしているらしい。

原発はこうなってしまったからには、どうしようもない。
おおさわぎしたところで、パニックになっていいことは何もない。
この時点での、最善の策をとるしかないが、こんなこと2度と起きてはいけないことだ。

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節電社会をめざそう

2011-03-21 07:11:20 | 日記
連日、原発に必死の対応をしておられる関係者の方々は、本当に大変なご苦労だと思います。感謝します。

今回の事故は、あくまでも想定を上回った自然の猛威によるものであり、人為的なミスから起きたものではない。もし、地震の大津波さえ起きなければ、原発事故も起きなかった。
しかし、だからこそ、原子力発電は怖いと思う。

二酸化炭素を排出しないで、今、日本に必要十分なエネルギーを確保する方法は、原子力発電がよいということで、ここまで突っ走って来た。そして、ふんだんな電気を使って産業を発達させ、暮らしを豊かで便利なものにしてきた。

しかし、この事故に遭って見て、原子力というものの危険性が、計り知れないものであることがわかった。
使用済み燃料にしても、大きなプールの中に水に浸して置いてある。もともと、放射性廃棄物をどのように処分するのかという課題は、解決はしていないと思う。地下のずっと深いところに埋めてしまうという方法があるらしいが、埋めた物が限りなく増えていって大丈夫なのだろうか。今でさえ、どこに埋めたらよいのかも決まっていないから、使用済み燃料が原子力発電所に残っているのではないのだろうか。

私は、地震前から、何もかもを電気に頼る社会に不安を持っていた。周囲のあらゆるものが次々に電化されていくからだ。身体の不自由な人には必要なことかもしれないが、エレベーター・エスカレーターはいたるところにあるし、トイレにしても手を洗う水道にしても自動センサーで作動するものが多くなった。そこまで電化する必要があるのだろうか?電気に頼り過ぎだ。暮らしが便利になるにつれ、必要な使用電気量はどんどん増えていく。

そして、最近は自動車も電気へと向かってきた。温暖化の問題や、石油が近い将来枯渇する事を考えれば、仕方がない流れではあるが、すべての車がプラグインの電気自動車になり、ガソリンスタンドではなく電気スタンドから電気を補充して走りまわるようになったら、いったいどれだけの電気が必要になるだろう。このままでは、もっともっと原発を作らなくては間に合わなくなる。そして、停電した時は何も動かない。大パニックだ。

これからするべきことは、エネルギーを何としても作ることではなく、エネルギーをなるべく使わない社会を作っていくことではないだろうか。
そして、必要な電力には、日本に元々あった水力発電を使ったり、太陽光発電などを発達させること。大規模な発電所から広域に送電するのではなく、各家庭や各施設で自分たちが使うための電気を発電して賄えるシステム作りが必要だと思う。




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1年前の運転

2011-03-21 00:36:38 | 運転・車・道路の事
何気なく、昨年の3月20日の自分のブログを開いてみた。
そうしたら、昨年は車で府中方面に行き、小金井街道・東八道路等、あらゆる道路が大渋滞していたと書いてあった。まったく、今年とは正反対である。
昨年の今ごろは、1年後に大地震が来て、日本がこんな状況になっているなんて、予想だにしなかった。本当に誰にも未来は予測できない。

今年は、地震とガソリン不足で、車の運転どころではないが、実際、何事もなかったとしても、彼岸の3連休に車ででかけるのは、控えたほがよさそうだ。
それが、昨年は単に3連休だから渋滞したのかと思っていたのだが、今年、とあるブログを読んでいたところ、東八や小金井街道がおそろしく渋滞するのは、多磨霊園へのお墓参りの車が多いからなのだそうだ。
なるほど、そうだったのか。そうであれば、春と秋の彼岸に、そっちの方面へのドライブは避けたほうがいいし、そうでなくとも、大きな霊園のある方面には行かないほうがよいということになる。
そのブログによると、例年、お彼岸には大渋滞する道路も、今年に限ってはガラガラだったという。
ただ、朝方など、ガソリンスタンドの近辺は長い列ができて大渋滞を巻き起こしていたらしい。

そういえば、このあいだ、自転車で歯医者に行く途中で、道路の左側にわけのわからない車が列をなしていて、いったい何なのだろうと思って通り過ぎた。駐車車両のようでもあり、違うようでもあった。ウィンカーもハザードランプも点けていない車が連なっている。そこはずっと先にある交差点で左折する車の走行レーンであり、ずいぶん手前から道路上に行き先地名が示され、進行方向別に車線が区分けされている。当面数百メートルは直進である。
もしその方面だけが渋滞していて進めないのであれば、その後ろに並ばなくてはならない。しかし、どうも様子がおかしい。

よほど、原因を突き止めるべく列の前のほうに自転車を走らせようかと思ったが、自転車で行く近道に曲がってしまった。今、思うと、その先に確かガソリンスタンドがあったので、やはりガソリンスタンド待ちの車の列だったとしか思えない。それが夕方であったのは腑に落ちないが・・・。

ガソリンスタンドはどこも、一日中休みなんだか、何時からやるんだか、利用者にはよくわからない状況らしい。ガソリンを入れなくてはならない人は、本当に困った状況のようだ。

いずれにしても、「彼岸はあまり車で出かけないほうがいい」というのは、来年のために覚えておこう。


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一部の人でしょうか?

2011-03-20 22:00:34 | 日記
ブログを読んでいると、不思議なことに、買いだめをした人がほとんどいない。
みんな、買いだめはしないようにしよう、と訴えている。
買いだめをしたのは、一部の人で、その人たちのせいで、多くの人間が迷惑を被っていると言っている。
また、テレビに出演しているゲストなども、買いだめなんかもってのほかだ、と言っている。

本当ですか?

確かに、テレビを見ていると、お店の風景でキャベツを5個も買っている人がいて、いったい何を考えているんだ?と驚くばかりだが、米を何袋も買うバカ者や、飲料水のペットボトル6本入りを数箱も買う愚か者はさておき、多少なりともいつもとは違う食料の買い方をした人間は少なくはないのではないか?
私は、普段は5食入りインスタントラーメンなど滅多に買わないが、この地震により、非常食というものが自宅に何もないことに気づき、それと缶詰数缶などをあわてて買った。
それも、原子炉が危ない状況にあるというニュースを聞き、数日間、家にこもっていなくてはならないかもしれないと思い、念のために用意しておこうとしたからである。

多くの人がそのように思ったのではなかろうか?

であるから、多くの人が多少なりとも、いつも以上に多めに保存のきく食料を買ったのではないかと思う。

一部の人の多量の買い占めではなく、多くの人の少し多めの購入により、品薄になり、さらに危機感が増して、せめて店に残っているもの何でもいいから買っておこうということになり、ついには多くの人によって店の商品がからっぽになったのではないかと思う。

それでも、店の中で奪い合いなんかが起きないのは、本当の食糧不足でないことは誰もがわかっているのであって、たとえ買いそこなった人でも、そのために急に深刻な状況になるわけではないことはわかっている。店に売っているものをどれだけ買うかは基本的に自由であり、早い者勝ちである。バーゲンでも同じことだ。

東北のほうでは、災害で本当に何もなく、苦しんでいる人たちがいるときに、東京や埼玉で、要らぬ流通の乱れを作っているのは、全く迷惑な話だが、それも、仕方がないと言えばしかたがないのかもしれない。

テレビで「買いだめなんかもってのほかです」と言っている男性コメンテーターの奥さんが、家では買いものに走っているんじゃないかな?自宅に米の袋が並んでいるのでは?などと思ってしまった。

ちなみに、我が家ではガスボンベも乾電池もほとんどなく、買おうとさえもしていないが、これらを探した人も多いそうだ。関西から送ってもらったりもしているらしく、そっちの地域でも品切れになっているというので驚くが、それも、あったほうが安心という思いからなのだろう。

この地震の後、本当に、食料も燃料も何ひとつ蓄えようとしなかった人間が東日本にどれだけいるのだろうか?
そして、その人たちは賢く、蓄えようとした人は愚かなのでしょうか?

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3月20日(日)

2011-03-20 18:24:26 | 運転・車・道路の事
どこの天気予報を見たのか、昨日は、なんとなく今日は雨だと思い込んでいたので、朝カーテンを開けた時、日がさしていて驚いた。夫に聞くと午後から崩れると言っていたが、結局夕方になっても雨が降る気配はない。

夫の仕事は日勤だと思っていたら夜勤だったので、午後まで家にいた。2人で自宅にいても結局テレビを見るだけで、何をする気も起こらない。
実際、ふぬけ状態だ。こんな無駄な時間の過ごし方をしていていいはずがない。

夫が出勤をしたあと、意を決して出かけることにした。まずは、ガソリンスタンドの様子を見てこよう。自転車のタイヤの空気が抜け気味だったので、まずは駐輪場に行って空気を入れる。空気入れの調子が悪くて、なかなか入らず、汗だくになって上着を脱いだ。今日は暖かい。空気入れを自宅に戻しに行き、再び出かけた。



 

4時ころ、ガソリンスタンドはすでに閉店していた。午前中は整理券を配って、限られた量だけを売っていたのか?
あと10日くらいしたら落ちつきそうなので、今月いっぱいは、なるべく車に乗るのは控えなくてはならない。私の車にはまだ半分くらいガソリンがあるが、たぶんどうしても使わなければならないようなこともなさそうだ。(ガソリンの値段は、閉店しているので電光掲示板にも出ていなかったが、別の表示によると1L148円のようだった。)

一昨年来、車の免許を取ってからは、土日はとにかく車を運転することだけを考えていた。
それが道楽であり趣味だったので、友人がスポーツジムに行けなくて腑抜けになるように、私も車の運転をしないと腑抜けになってしまうことがわかった。しかし、そんなことを言っている事態ではない。とにかく自分の欲望はあとにして、有意義なことをしなくてはいけない。
とは思うものの、結局特別なことは何もできない。

ガソリンスタンド偵察のあと、スーパーマーケットを偵察してみた。今日の店は駅のそばではないからか、品物がいっぱいそろっていて、肉も普通に並んでいた。ことによったら駅前のスーパーも復活しているのかもしれない。ただ、このスーパーも、まだ米と卵だけは何もなかった。お客さんは気のせいか黙々と買いものをしている。並ぶほどは混んでいなかった。明日餃子を作ろうと思って豚挽肉とキャベツとニラと皮を買った。それから、おにぎりの具として梅干しと子持ち昆布を買った。


青梅街道は日曜の夕方にしては嘘のようにガラガラ。



まあ、上の写真は車がいないときを狙って撮ったものであるが、普段はこんな道路はあり得ない。
実際無作為にシャッターを押しても、下の写真程度。やっぱり少ない。



昨日は、月がきれいだったらしい。そんなことも知らなかった。知ってたら見ていたのに…。
実家に電話をしたら、金曜日の夜は計画停電だったが、月明かりで明るかったそうだ。
石油ストーブとろうそくの明かりですごしたという。コタツもつかないし、テレビも見られないのだから、1人暮らしで停電ではさびしかろうと思うが、音楽を聴いていたらすぐに時が過ぎたそうだ。
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3月19日(土)

2011-03-19 22:40:14 | 日記
3連休にはなったけど、今までのようにドライブに行くわけでもないし、ずっと家の中にこもっていた。
今日は、暖かくなるという話だったが、それほど暖かいとは感じなかった。やはり暖房は必要だった。外は風が強そうだったので、散歩にも買い物にも行かなかった。
やったことは洗濯だけで、午後はほとんど昼寝をしていた。
ブログをまとめて書いた。

娘たちも、通常通り自分のアパートですごすようになった。

都心の美術館の招待券があり、期限は21日までだが、今日も茨城を震源とする地震(東京は震度3)があったので、やはり、東京湾近くの都心には行かない方がよさそうである。停電の恐れも全くないわけではないし、交通機関が止まったら戻って来れない。美術館のチケットは抽選を勝ち抜いてゲットしたもので、有効に使わないと、はずれた人には申し訳ないが、こんな事情なので、容赦してもらいたい。

静岡の実家のほうにも当分は行けないと思う。
ウサギだけを置いて行くのも心配だ。自宅は、あの地震の時は小物は落ちていたが、家具が倒れたりはしていなかった。建物は新しいので、新基準の耐震構造になっていてよほどのことがなければ壊れるようなことはなさそうだが、何かあって戻ってこれなくなって、ウサギが置き去りになったら大変である。地震の時は急いで帰宅すると丸くなってじっとしていた。やはり怖かったはずだ。
今日の地震でも、一瞬ケージの中で動いて居場所を変えていたので、やはり警戒しているようだった。揺れている間、背中などをなでながら落ち着かせていた。

今日は、朝はトースト、昼は夫が買ってきた冷凍の五目あんかけ焼きそばを食べた。
おやつは、夫が配達日を今日に指定してあった注文のお菓子(クレジットカードポイントの交換景品)が届かなかったので、家にあるお菓子を食べた。
夜は、卵とトマトの中華炒めと、豆腐、夫が買ってきたアジの刺身である。
肉類は、次女が火曜日に買ってくれた牛肉が1パック残っている。明日の夫の弁当にでも使うか。

明日は雨らしいので、私は自宅で読書でもしていようかと思っている。
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地震からの1週間(3月18日)

2011-03-19 21:27:54 | 日記
3月18日(金)
ようやく、週末となりました。
会社では、暖房をせず、天井の蛍光灯も半分くらい外して、暗い中で仕事をしています。
電気ポットも、なるべくガス給湯器のお湯を補充するようにし、保温温度も95度ではなく90度にしています。エレベーターもなるべく使わず階段を歩いています。階段も薄暗がりになっています。金曜日は結構寒々としていました。
会社では、緊急連絡網として社員それぞれの緊急連絡先用メールアドレスが登録されました。

コンビニでお昼が買えない可能性が高いので、弁当持参です。
牛丼屋・マクドナルドは欠品はあるようですが、買うことができるそうで、買ってきて食べている社員がいます。

仕事帰りに歯医者に行きました。
前日には、突然の停電も有りうると言われていたので、歯の治療中に停電になったら大変だと思いましたが、この日は大丈夫そうでした。

歯医者の帰りに、そのそばのスーパーによると、品物はいくらかありました。相変わらず肉は高級牛肉がわずかしかありませんが、焼き豚とかば焼き地鳥があったので買ってきました。生挽肉を使った焼くだけのハンバーグも売っていましたが、あまりおいしそうではないので買いませんでした。

そのスーパーはいつもは深夜まで営業しているのに、今は夜7時に閉めているため、閉店間際で、できたお惣菜が全部半額でした。たけの子の土佐煮を買いました。

おしゃれ着洗い用の中性洗剤を切らしてしまっていたので、上の階に行ってみると、洗剤はありましたが、やはりおむつやトイレットペーパーなどは空っぽでした。

そういえば、いつも買っている大型スーパでは、最近、トイレットペーパーやペットボトルの水売り場などに「1家族につき1つにお願いします」と書いてあります。
1人1品限りとすると、家族連れできて、子どもにも品物をもたせてたくさん買ってしまう家族が多いからかもしれません。もっと早くそうしてくれればよかったのにね。

でも、買いだめした人たちがきっと多いだろうから、もうあまり売れないでしょう。

この日は歯医者で帰宅が遅くなったので、買ったお惣菜をすぐにそのまま食べ、それから、次女が買ってあった鶏肉と白菜でクリーム煮を作りました。

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地震からの1週間(3月17日夕)

2011-03-19 15:00:51 | 日記
3月17日(木)

毎日、とりあえず仕事帰りにスーパーの様子を見に行くことにしています。
木曜日はちょっと品物が増えたようです。あっ、肉があった!と思ったら、高級霜降りステーキ肉でした。(この値段では買えない)
魚・野菜は、いつも通りたくさんありました。

お惣菜・お弁当もたくさんあります。肉はありませんが、肉を食べたければ、毎日自分では作らず、できたお惣菜を買えば、何ら問題はありません。
フライドチキン・カツ・コロッケ・ギョーザ・その他さまざまなおかずが普通にありました。そろそろ、商品が戻ってきそうですね。

冷凍食品はたっぷり


お弁当もたっぷり 作らないでこれを毎晩買って食べれば安上がりかも。米も肉も買わなくていい。



日配と言われる冷蔵品の食材 麺・練り物等の棚はまだ空っぽですが、
ハムなどはちらほら補充されていました。



こんなにお総菜やお弁当がいっぱいあるのだから食料不足であるはずがありません。
たぶん、普通の売り場も、これからだんだん増えるでしょう。

お総菜売り場のカツとコロッケを買ってきました。
輸入物のむきエビが安かったので買い、家に地震前からあった牛乳でクリームシチューを作りました。福島産のトマトを1つ買いました。冷凍の蕎麦3連パックも買いました。
この日は、夫は夜勤、次女は深夜まで仕事で、長女と私2人の夕食でした。





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地震からの1週間(3月16日)

2011-03-19 14:47:44 | 日記
3月16日(水)

娘のおかげで肉・卵が確保できたので、食料については落ち着きました。
世の中のみんなが買いだめしているだろう中で、我が家だけ飢え死にするということはなくなりました。

地震直後から紙おむつが売り切れと聞いていましたが、紙類も各種品切れ状態となっています。緊急に必要ではないものの、生理用品を切らしていることに気がつきました。これも、今月末まで無いままでは不安なので、探しに行きました。
ドラッグストアで、唯一、一種類売っていたのが、14個入りで678円のナプキン。
なんという高い値段でしょう。しかし、女性が3人もいるのですから、値段の事は言っていられません。娘たちのアパートにも少しはあるとのことですが、買っておくことにしました。娘の同僚で、3か所の店を探しまわったけれど見つからず、かなり困った人がいたそうです。

食べ物は、大型スーパーで、なると・しなちく・揚げたまを買ってきました。
練りものでは唯一「なると」だけが売っていました。月曜日に買ったインスタントラーメンを食べるときに使えます。週末の昼ご飯はこれにしよう。

夕飯は、次女が買ってきたカレー用の肉でシチューを作りました。娘はビーフシチューが好きなのですが、娘が買ったカレー肉は豚肉。私がシチューでもカレー用の肉でいいと言ったら、豚と牛の違いを意識していなかったようです。初めてポークシチューを作ることになりました。

長女は、放射能を除去する食べ物といって、昆布や海草の食材をいろいろ買ってきました。
だし昆布、昆布飴など。
それから、マスクも買ってきました。マスクはたくさん売っているようです。

この時は、どのくらいの危険性なのか良くわからず、最悪の事態を想定していたようです。

この日、長女の会社では、社食が中止になったそうで、長女にもおにぎりを持たせました。
私も当然、おにぎり持参です。夫は夜勤だったので、いつ食べてもいいようにやはりおにぎりを置いて行きました。

久しぶりの、家族生活です。それに、家族に手作り弁当を作るなんてことがあろうとは、不思議ですね。それにしても、慣れない弁当作りで、朝は早く起きたのにてんてこ舞いでした。
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