山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

どっちにもなれない

2011-03-26 14:26:10 | 日記
地震後の3回目の週末
仕事以外にやることと言ったら、自宅でテレビを見るくらいしかないが、テレビでは、被災地や原発に関することと、普通の番組をやっている。
このごろは、チャンネルをぐるぐる回していることが多い。そのどちらを見ても、心が落ち着かないのだ。
被災地のことばかり見ていると気が滅入ってしまうので、普通の番組を見ようとするが、この落差はなんたることか。普通の番組があまりにも能天気すぎるのである。バラエティーやクイズなど、とても見続ける気にはなれず、またどこをまわしてもACのCMばかりが同じように流れているので、チャンネルが変わったのか変わらなかったのかもわからなくなる。たまに放送大学のチャンネルを押したりして、そのまま見ていたりする。悲惨でもなく、バカ騒ぎでもない普通の番組なんて放送大学くらいかな。でも、それも続かず結局はパソコンを前に部屋にこもる。

ブログを書き始めると、会社での出来事や仕事の愚痴ばかりが出てくるので、一度書いても、そんなものを公開しておくわけにはいかないから、非公開にしてしまう。

こんなときこそ、何か人を楽しくさせるような内容のものを書かなくてはいけないだろう。
実際、そのように心掛けている方も多いようだ。

国民みんなが落ち込んでしまうと、さらに景気も悪くなるから、普通に遊んだほうがいいという意見も多い。会社の同僚には、西日本のほうに旅行に行ったりしている人もいる。しかし、私はどうもそんな気にはなれないし、レストランでおいしい物を食べる気にさえなれない。
(臨時出費でお金もないのだが・・・。)

天皇両陛下と皇太子家族は、計画停電に合わせて、自主的に皇居を一定時間停電にして生活し、国民の苦労を理解しているのだそうだ。すごいなあ。私には到底そんな真似はできないなと思った。
無駄な電源は切るようにはしているが、パソコンとエアコンはつけている事が多い。
春になったものの、日光が高くなった分だけ家の中に日差しが入らず、かえって室内が昼間でも温まらないような気がする。今日は、外は風が強くてかなり寒く感じる。

家の中でも何をする気も起きず、くすぶるのみ。

何かといらいらしてしまうこのごろ

2011-03-26 12:43:57 | 日記

地震による不安の影響か、年度末の忙しさの影響か、ふとしたことが、なにかとイライラを招く。
先日、会社では災害対策本部のような担当ができ、緊急安否確認メールの配信実験が行われた。
私の自宅のパソコンにも配信され、返信を返したのだが、翌々日、会社のパソコンのほうに、「安否確認メールが届いたのかとどかなかったのか?返事を出したのかださなかったのか?返信した場合、エラーは出なかったのか?不要な語句を削除して本日中に返信してください。」というような内容のメールが来た。
総務から私個人宛てに来ていたので、私の返信の仕方が不適切だったのか?余計なことを書いたから無効なのかと不安になり、手が震えてドキドキしてしまった。
ならば、一刻も早く正しい返信を自宅からし直さなくちゃいけないのかと思ったが、よく読んでみると、自宅に送信された安否確認メールのことを、会社の私のパソコンメールに質問しているのだから、これはこれで、仕事中の会社のパソコンから総務に返信すればよいようだった。
で、最初は、「安否確認メールはすでに自宅から送り返しましたが届いていないのでしょうか?」などと書こうとしたが、「不要な語句」を拒否していることから「私信や私情を記載せず、聞かれたことだけにさっさと答えよ。(こちらはあなたのために偉い迷惑を被っているのです。余計な手間をかけさせないで。)」のような恐ろしい雰囲気を感じたので、「メールは届いた。返信をした。エラーは出なかった。」という選択肢の語句だけを使って返信した。
しかし、考えてみると、送信したまますぐにパソコンを閉じてしまったので、もしかしたら、あとで「届きませんでした」というエラーが出ていなかったとも限らず、不安になってきたので、もう一度、「私の返信は届いていないのでしょうか。エラーは出ていないと思いましたが、確かかどうかわからないので、帰宅してから調べてみます」と余計な語句を追加して再信した。
昼休み中に自宅に戻って、メールの状況を確認して来られない距離でもないので、よほど昼休みに行ってこようかと思ったのだが、なんかそれも疲れるし、そこまで緊急を要するものではないと思ったので、そのままにした。総務からは何の返事も来なかった。

で、昼休みになり、いつもお昼をいっしょに食べる人たちに会ったので、そのメールのことを話すと、なんと、私だけではなく、自宅にパソコンのある人みんなに届いているのだそうで、「届かない人が何人かいたから、一律に確認をしてるだけでしょ」というあっけらかんとした反応だった。

・・・私はどうも、不必要な過剰反応をしていたらしい。

つまり、安否確認実験でメールのやり取りがうまくいかなかったものが複数あって、会社側は、「元々の会社からのメールが自宅に届いたのか届かなかったのか」「届いたのに返信しなかった人」「届かなかったから返信しなかった人」「返信したが会社には届かなかった人」などの原因を客観的にすべての人に調査確認をしたかったということだ。会社がわたし個人の不手際を問いただすために送ったものなどではなかった。

実は、この調査に関しては、正社員は前日に集合して口頭で連絡事項を聞いており、その後、パソコン内の掲示板にその旨が記載されていた。非正規社員である私は、その部分をちゃんと読んで内容を理解しておけばよかったのだが、忙しくて時間がないので、よく読んでいなかった。
私の周りは、非正規社員の同僚は休みだったし、並んで座っていた正社員はいきなり辞めて空席になっているし、近くには誰もいない状況。もし、自分の席の周囲に人がいれば、自分に来たメールが、他の人にも届いているものだと確認できたのだが・・・。

なんか、自分だけが、とんでもないトンチンカンなことをしてしまう。
掲示板をちゃんと読んでいなかった自分が悪い・・・

それに、正社員はそれほど忙しそうもなく、別の部署からは朝も雑談や笑い声ばかり延々と聴こえてくるが、こっちは馬車馬状態。
どうやったら、残業をしないで消化できるか。かろうじて作業を間に合わせる綱渡りのような毎日だ。このメールの返信にも10分以上の時間がかかり、気もそぞろとなって、午前中に終わらせる予定の仕事が午後に食い込んでしまった。

自分だけが、焦りとイライラを募らせてしまう。