山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

家にこもる1日

2011-03-21 19:13:01 | 日記
今日は、雨だった。
一日中、家でテレビを見たり本を読んだり、パソコンを開いたりしていたが、本を読み始めたら眠気を催し、午後は3時間くらい寝てしまった。
起きると、外はもう暗くなっていた。
今日は、娘たちは仕事である。放射能の心配はなさそうだが、雨に濡れない方が良いのではないかと、少々心配だ。
テレビを見ていると、ホウレンソウや牛乳の放射性物質のニュースが流れたり、3号機から煙が出ているなどのニュースが繰り返され、なんだか憂鬱な気分になってきたので、テレビを消してしまった。
市場に出回っている野菜は、放射性物質は基準値以内なのだから、そんなにおおさわぎすることもなかろう。野菜売り場に売れ残るホウレンソウなどを映して、風評をあおっているのはテレビ局だ。店にある野菜も牛乳も安全ですと言ってもらいたい。

原発のことで、津波の被害者のほうへの意識が、自分自身減っていることを感じる。政府も両方に追われて大変だろう。やはり、自民党の協力は必要だ。しかし、どうもぎくしゃくしている。円滑な協力体制は望めない雰囲気である。

今後の日本はどうなるのか?福島・茨城などの農業も見通しが暗いし、これから東北の米などもどうなることやら。裕福な中国人観光客も日本にやって来ないだろうから、電化製品を買ってくれる客さんも減り、日本の経済の望みもどんどんなくなる。

実際、こちらも仕事をしていて平静ではなくなってくる。埼玉県の人たちは、電車が走っていなかったり、計画停電があったりするためか、普通に出社ができていない。データを送って、自宅で仕事をしたりしているようだ。他の地域の人も、長距離の自転車通勤やいつもと違う方法で出勤している人たちがいる。JRは走っているが、私鉄の人が経路を変えてJRに集まるので、電車が満員になり、かえって都心に近い人が乗れなくなる場合もあるらしい。
職場は電気が暗いので目も疲れる。節電のため残業はなるべくしないで帰るようになっているが、納期に間に合わせなくてはならない。
ただでさえ、早く仕事を消化して請求書を送って早く収入を得ようという方針だった会社。つまり自転車操業ってことだ。こんな状況でどうなってしまうのだろうか?
社員の出勤の関係などから仕事効率が下がり、地震や原発の様々な影響で不便な環境の中、納期を直前にしている仕事の進行に支障が出てくることもある。実際に何か致命的な事が起きたわけでもないのに、精神的な不安が募ってくるのだ。

社員の中には急に辞めてしまった人もいる。表向きの理由は今回の震災とは何ら関係がなく、緊急を要するものでもないのだが、なぜ辞める当日まで周囲の人間に知らされていなかったのかと思う。その人は毎日普通に出勤していたが、その人の机が、1月頃からスッキリとまるで誰もいないかのように片付いていたのが印象にある。あれっ、いないのか?と思ったくらいだったが、いると知って、ずいぶんきれい好きな人なのだろうと思っていた。今考えると、いつ辞めてもいいように片づけていたのかもしれない。給料が出せなくなる前に辞めたのかな・・・。
社員が急に1人減ったということも、見えない打撃を周囲の人に与えているのだ。

この冬、奥さんが他県の実家(東京より西)に帰って赤ちゃんを産んだ人がいるが、原発の問題が解決されるまでは、奥さんと赤ちゃんは東京には戻って来ないのではなかろうか。その人は一人暮らしでさびしいだろうな。
自分の家族ではないのに、そんなことを思うだけでも元気がなくなってくる。

そうやって、なんとなく、自分の周囲のエネルギーが減っているように感じる。
被災地でもないのに、こんなことではだめだ。文字にしても言葉にしても非建設的なことばかりが出てきてしまう。

急にやる気がなくなって、もう東京を後にして、実家に帰ろうかななどと思ってしまったりする。こっちでは娘たちも心配だが、東北が自然災害であんな状況になってしまうことを考えると、別の地方に住む1人暮らしの母も心配だ。
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