私は、人に対して好き嫌いがあまりないほうなので、滅多に人とぶつかったりすることはないし、ましてや初対面の人と険悪なムードになることはない。
ところが、めずらしくそんなことが起こってしまった。
今、次女のアパートを探している。
それで、ほぼこれで決めようかという物件にしぼった。契約はその物件を案内紹介してくれた不動産屋さんではなく、別の不動産屋だった。
そこで、1か月分の手付金を持って仮契約に行ったのだが、詳細がわからなかったので、その点をはっきり聞いてからと思い、いろいろ質問をした。
まず、私が知りたいのは築年数だった。
すると、「10年は経っている」という返答。
普通はちゃんとした具体的な年が記載されている。しかし、それが記載されておらず、不動産屋も知らないのか、あるいは、言いたくないらしい。
そこで、私はちょっと腑に落ちない表情をした。
すると、不動産屋は「新しい物件なんてそうあるもんじゃないですよ」と来た。
私は別に新しい物件じゃなきゃイヤだなどとは言っていない。
「古い物件というのは、私としては昭和50年とかのことで、平成になってからの建物なら特に古いとは思っていませんよ」と答えた。
今、思えば、このあたりから相手の私に対する心象が悪くなったようだ。
その建物は外観は結構新しく見えた。
しかし、部屋が10個ある間取り図のうち、7部屋に「済」がつき、残りの3部屋に金額がついて、そのうちの2部屋は金額の上にバッテンがつき、あとの1つがそのままになっているのだった。
こういう書き方は、たとえば新築で全部屋を貸し出し、契約が最初に入った7部屋を「済」にし、残った3部屋の広告を改めて出し、そのうち売れた順にバッテンを入れるというのが、よくあるパターンである。
ということは、新築でないなら、一旦全館空き部屋にしてリフォームなどし、いっせいに貸し出したということもありうる。そうなると、外見はきれいだが実際にはかなり古い建物もあるだろう。
そうでなければ、「済」というのは、ずっと居住者がいる部屋であり、金額の入った3部屋は、どっちにしても3部屋同時に空き部屋になっていたと考えるのが普通だ。
そこで、
私「3部屋が空いていたのですか?」と聞いてみた。
すると、
不動産屋「空いていない。見ればわかるだろう。バツがついてるじゃないか」とのこと。
私「バツはついてるけど、他は「済」なのだから、金額が入っているのは最近まで空いていたんじゃないですか」
不動産屋「空いてなんかいない、わからない人ですね。バツがついてるんだからうまってるんです。一部屋しかありませんよ。」
私「そりゃあ、今一部屋しかないのはわかりますよ。でも、それでは、「済」というのと、金額があって「×」がついている部屋の違いは何なんですか?」
不動産屋「だから、×がついてるのは無いってことです。「×」も「済」も同じでしょうが。」
私「あ、そうですか、じゃあ、ずっと住んでいるけれど、金額が書いてあるってことは、単に家賃の参考にするために入れたんですかね?」
不動産屋「そんなことどうでもいいだろう。最初から一部屋しか空いてないんですよ。」
私「これを見ると、端の角部屋は家賃が高いのはわかりますが、どうして1階と2階が同じ値段なんですか?しかも2階の値段が3000円安くなるということですが、そうなると1階よりも安いっていうことですよね。2階のほうが高いのが普通だと思うのですが・・・」
不動産屋「それは、家主さんが、好意でそうしてくれたんでしょう。いちいち変な詮索をしても意味ないです。こんなに条件のいい物件はそうそう無いですよ。今は借りたい人がいっぱいいて、すぐになくなっちゃいますよ。」
私「変な詮索じゃないですよ。普通何部屋も空いていたら何か理由があるのかと思うじゃないですか。家賃が安くなるのも理由があるからでしょう。それが納得できる理由なら別に問題ないですよ。そういうことをはっきりさせるのは当然だと思いますよ」
ま、書いているときりがないので、このくらいにするが、その後も、お互いに機嫌を悪くしたまま、結局かみ合わない空気の末に、仮契約はせず、もう少し考えてから決めることにして戻ってきた。
確かにチラシの表記には部屋番号がひとつしか書いてないから、最初から一部屋しか空いていなかったらしく、間取り図と金額が入っているのは、アパート全体を売り物と考えて概要をわかりやすくするためなのかもしれなかった。
だが、こういうのは、空室がいっぱい残っているアパートと間違えられるおそれがあり、かえって逆効果のようだ。
そのような不明点を解決するためにいろいろと質問しているのだが、不動産屋は、いちいちそんなことを聞かなくてもいいだろう、うるさいヤツだな、といらだっているようだった。
とにかく、物件が気に入らないのではなく、不動産屋さんと波長が合わない。
ただそれだけのことだが、なんかやだ。
娘はがっかりしていたようだが、この物件はやめる。
ところが、めずらしくそんなことが起こってしまった。
今、次女のアパートを探している。
それで、ほぼこれで決めようかという物件にしぼった。契約はその物件を案内紹介してくれた不動産屋さんではなく、別の不動産屋だった。
そこで、1か月分の手付金を持って仮契約に行ったのだが、詳細がわからなかったので、その点をはっきり聞いてからと思い、いろいろ質問をした。
まず、私が知りたいのは築年数だった。
すると、「10年は経っている」という返答。
普通はちゃんとした具体的な年が記載されている。しかし、それが記載されておらず、不動産屋も知らないのか、あるいは、言いたくないらしい。
そこで、私はちょっと腑に落ちない表情をした。
すると、不動産屋は「新しい物件なんてそうあるもんじゃないですよ」と来た。
私は別に新しい物件じゃなきゃイヤだなどとは言っていない。
「古い物件というのは、私としては昭和50年とかのことで、平成になってからの建物なら特に古いとは思っていませんよ」と答えた。
今、思えば、このあたりから相手の私に対する心象が悪くなったようだ。
その建物は外観は結構新しく見えた。
しかし、部屋が10個ある間取り図のうち、7部屋に「済」がつき、残りの3部屋に金額がついて、そのうちの2部屋は金額の上にバッテンがつき、あとの1つがそのままになっているのだった。
こういう書き方は、たとえば新築で全部屋を貸し出し、契約が最初に入った7部屋を「済」にし、残った3部屋の広告を改めて出し、そのうち売れた順にバッテンを入れるというのが、よくあるパターンである。
ということは、新築でないなら、一旦全館空き部屋にしてリフォームなどし、いっせいに貸し出したということもありうる。そうなると、外見はきれいだが実際にはかなり古い建物もあるだろう。
そうでなければ、「済」というのは、ずっと居住者がいる部屋であり、金額の入った3部屋は、どっちにしても3部屋同時に空き部屋になっていたと考えるのが普通だ。
そこで、
私「3部屋が空いていたのですか?」と聞いてみた。
すると、
不動産屋「空いていない。見ればわかるだろう。バツがついてるじゃないか」とのこと。
私「バツはついてるけど、他は「済」なのだから、金額が入っているのは最近まで空いていたんじゃないですか」
不動産屋「空いてなんかいない、わからない人ですね。バツがついてるんだからうまってるんです。一部屋しかありませんよ。」
私「そりゃあ、今一部屋しかないのはわかりますよ。でも、それでは、「済」というのと、金額があって「×」がついている部屋の違いは何なんですか?」
不動産屋「だから、×がついてるのは無いってことです。「×」も「済」も同じでしょうが。」
私「あ、そうですか、じゃあ、ずっと住んでいるけれど、金額が書いてあるってことは、単に家賃の参考にするために入れたんですかね?」
不動産屋「そんなことどうでもいいだろう。最初から一部屋しか空いてないんですよ。」
私「これを見ると、端の角部屋は家賃が高いのはわかりますが、どうして1階と2階が同じ値段なんですか?しかも2階の値段が3000円安くなるということですが、そうなると1階よりも安いっていうことですよね。2階のほうが高いのが普通だと思うのですが・・・」
不動産屋「それは、家主さんが、好意でそうしてくれたんでしょう。いちいち変な詮索をしても意味ないです。こんなに条件のいい物件はそうそう無いですよ。今は借りたい人がいっぱいいて、すぐになくなっちゃいますよ。」
私「変な詮索じゃないですよ。普通何部屋も空いていたら何か理由があるのかと思うじゃないですか。家賃が安くなるのも理由があるからでしょう。それが納得できる理由なら別に問題ないですよ。そういうことをはっきりさせるのは当然だと思いますよ」
ま、書いているときりがないので、このくらいにするが、その後も、お互いに機嫌を悪くしたまま、結局かみ合わない空気の末に、仮契約はせず、もう少し考えてから決めることにして戻ってきた。
確かにチラシの表記には部屋番号がひとつしか書いてないから、最初から一部屋しか空いていなかったらしく、間取り図と金額が入っているのは、アパート全体を売り物と考えて概要をわかりやすくするためなのかもしれなかった。
だが、こういうのは、空室がいっぱい残っているアパートと間違えられるおそれがあり、かえって逆効果のようだ。
そのような不明点を解決するためにいろいろと質問しているのだが、不動産屋は、いちいちそんなことを聞かなくてもいいだろう、うるさいヤツだな、といらだっているようだった。
とにかく、物件が気に入らないのではなく、不動産屋さんと波長が合わない。
ただそれだけのことだが、なんかやだ。
娘はがっかりしていたようだが、この物件はやめる。
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