山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

4 三菱ミニキャブ・ミーブ

2011-12-20 23:28:24 | 産業・技術


エコプロダクツ、三菱自動車では、今テレビCMで紹介されている“ミニキャブミーブ”が展示されていました。CMでも、自営業のようなお家で、軽商用電気自動車に充電をしている様子が映っています。やはり、プラグで充電ができ、車体にはリチウムイオン電池を積んでいる電気自動車です。値段は250万円くらいですが、エコカー補助金が69万円出るので、180万円くらいで買えるようです。

基本的に近距離を走る程度であり、走る以外に、停まって電気を供給するという用途に向いていることをアピールしています。こうなると、車の走り性能の追求というよりは、お店の機能や電化製品といった要素が強いように感じられました。(実際は走りも悪くはないはずですが、この展示からは停まって店になっているイメージしか印象に残らない。)

普通、充電には200Vで4.5時間ほどかかるそうです。自宅に充電のための装置を設置するのに初期費用がちょっとかかるそうですが、便利だとのことでした。自宅のある人は、毎晩充電できていいですが、集合住宅などで充電装置がない場合はガソリンスタンドのような電気スタンドに行くことになり、その場合、高速充電で30分くらいかかるそうです。その間は、コーヒーでも飲んで待てばいいのかな?とも思いますが、30分もかけるのはちょっと面倒です。ガソリンスタンドでも、数分の給油のために列になって待ったりすることもあるのですから、1台に30分もかかったら、それはスペースの占有時間の問題でちょっときびしいのではないかと思いました。やはり自宅で充電できることが望ましいです。

車の整備や点検は、ガソリンエンジン車とは違うのも当然で、エンジンオイルなどは当然ないということになります。一方、ライトやタイヤなど共通するものも多いようです。点検項目はガソリン車より少ないのかもしれません。

電気自動車の整備となると、今までのどの自動車整備工場でも対応できるわけではないと思えます。このクルマを買った人は三菱自動車で整備してもらえばいいわけですが、一般の自動車整備や修理工場は、今後ガソリン車のみならず、電気やハイブリッド車にも対応できるように変化していく必要がありそうですね。

これからの車は、その人の用途や生活環境によって、それぞれにふさわしいものを選ぶようになって行くのかなと思います。


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