山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

2.ACSLとNJSのドローン(エコプロ2018)

2018-12-21 22:40:16 | 産業・技術
12月8日のエコプロ見学記録が、なかなか進みません。今日は頑張って書きましょう。

社会インフラテックの中で、目を引くものは、やはり最近世間で注目されている「ドローン」です。

その中で、意外なのは下水道管の中を飛ぶ「ドローン」でした。

ドローンと言えば、空を飛ぶものだと思っていますが、なんと、地下の狭い空間も飛べるんですね。

そのドローンはちょっと変わった形をしていました。



デモンストレーション。下水管模型の中を飛ぶドローン。

実際、飛んでいるのか滑っているのかわからないくらいの高さですが、宙に浮いているそうです。

カメラがついていて、下水管の中を撮影しながら進みますので、管の内部の傷やヒビなど破損個所や状況が確認できます。
戻るときには、紐がつていてそれで引きもどすそうです。



老朽化した下水管は、いちいち掘って調べていては時間も手間も経費もかかるので、このようにして状態を調べれば、補修の必要な部分だけを直すことができますね。

それから、普通の地上空間を飛ぶドローンのデモンストレーションもありました。



室内空間を自律飛行する小さなドローンです。



ドローンを見あげて見物する人々。

こちらは、店舗や倉庫などで、人がいちいち登らなければ見えないような高い場所に自動で(リモコン操作ではなく)飛んで行き、在庫などを確認することもできるそうです。



飛び終わって着陸した後。

これらのデモンストレーションは、ACSL(自律制御システム研究所)というところでやっていました。



こちらは、高性能・高品質の国産ドローンを開発・販売する会社だそうです。

そして、下水管のドローンは、NJS(日本上下水道設計株式会社)とACSLの共同開発であり、すぐそばの、NJSのブースにも展示されていました。





第2回 インフラメンテナンス大賞
特別賞 技術開発部門
下水道管等の閉鎖性空間点検調査用ドローンに係る開発
平成30年8月

名前はエアースライダーというのでしょうか?



NJSではそのほかに、下水管内水位リアルタイム観測システム(スカイマンホール)も展示されていました。



マンホールの下に、水位センサーがついていて、水位を観測しており、情報をマンホールから送信するシステムだそうです。
低消費電力・長期間稼働。広範囲の水位情報収集。低コスト・短期導入。高いセキュリティー。等の益があります。

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こちらのドローンのデモンストレーションと展示が、今回のエコプロ見学で一番面白かったと思います。
















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