山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ブルーインパルスの都心飛行

2020-05-31 11:38:07 | 日記2020

5月29日金曜日、13時前くらいだったか、東京都心の空にブルーインパルスが飛んだ。

直前に情報を知り、外に出てみると、はるか彼方に飛行機雲を発見。

新宿上空を飛んでいるように見える。遠くてよくわからないが、確かに何機かの飛行機が雲を出して飛んでいくのだった。

今調べたところによれば、埼玉県の入間基地を離陸して、東京から千葉の境界線・神奈川の境界線あたりまでの範囲を2周回ったとのこと。
これは、2周目の神奈川方向に向かっているところだと思う。

それから、ずっと右に進んでいったと思ったら方向を変えた。

上に向かったように見えたがUターンしている。ここでは確かにそれぞれの飛行機から白いスモークが出て4本の線になっているのが見える。

一機はスモークを出していないのがいて、指令を出しているのか?何らかの役割をしているみたいだった。

肉眼では飛行機が銀色に光って見えた。ブルーインパルスだが、ブルーには見えない。

この飛行は、新型コロナの治療で頑張っている医療従事者たちに感謝と敬意を示す意味を込めて行われたものだそうだ。

どういう経緯で決まったのかは知らされていないそうだ。

世間では、あまり賛同しない人もいるそうだが、私はこれを見て元気が出たり、久しぶりで晴れやかな気分になった人が多いと思うので、良かったと思う。

ちょうど天気も良く、青空に飛ぶインパルスは爽快だ。

新型コロナの影響で、一般の飛行機の数が減っていることもあって、東京上空を飛ぶことができたのだろう。

新型コロナのことがなければ、東京オリンピックの準備も着々と進んで盛り上がっていたはずのところであり、東京オリンピックといえば1964年にブルーインパルスが東京上空に五輪マークを描いたことを思い出すのだ。

といっても、当時そんなことがあったのは知らず、後で知ったことではあるが。

ブルーインパルスの飛行は、予算がかかるとか無駄だとか、医療と何の関連性があって?などと批判する人がいるが、そういう理屈抜きで、とにかくかっこいいのである。その機体もすばらしいわけだが、操縦する航空自衛官の高度な技術の賜物である。

命をかけて高度な技術に取り組んでいる仕事としては、医療従事者と共通すると思う。

例えば、日本で人工呼吸器エクモの治療を受けて助かっている人の割合は非常に多いそうだ。一方アメリカでは多くの人が人工呼吸器の治療を受けても治癒していないそうである。その差は何なのかといえば、日本では、人工呼吸器の取扱い技術が高く、患者の状態をきちんと診てそれに合わせて必要な調整などをしっかりやって操作しているから、適切に治療効果を上げているのであろう。

また、医師や看護師さんの治療や世話による貢献は計り知れない。

ブルーインパルスは、それに相当する格の高さがあり、また、医療従事者のみならず、緊急事態宣言の自粛生活で気分が塞ぎがちな人々にも爽快な気分転換をもたらしてくれたと思う。

実際に間近に飛ぶ姿を見られた人は、限られた都心の人かもしれないが、各病院などにはあらかじめ情報があって、医療従事者は空を見上げていたらしい。

私は過去に、入間基地でブルーインパルスの航空ショーを見たことがあって、ブルーインパルスのことは、一般の人よりもちょっと関心があるほうかもしれない。

ブルーインパルスの過去記事。

入間航空祭(5)ブルーインパルス飛行

入間航空祭(4)ブルーインパルス飛ぶ前

 


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