運転免許をとってからもうすぐ16年になるが、今日はまた初めての体験だ。
幹線道路(片側2車線道路)の第一車線を走っていたら、左側に車と同じ進行方向を向いて、傘をさした男性が歩いていたのだ。
ここは、道路の両側に広めの歩道もあり、歩行者が混雑しているわけでもなく、人間が車道を歩く必要は全くないのである。
また、渡ろうとしているわけでもなく、普通に歩いているのだった。
年齢は老人でもないし、30代くらいに見えた。挙動不審な動きをしているわけでもなく、足取りも普通で、さっさと歩いているのだった。
困るのは、片側2車線のそれらの幅員はそんなに広くはない。そして、交通量が多く、第二車線も車が切れ目なく走っているので、その人をよけることが難しい。
よく自転車が走っていると、安全に追い越すのが大変で、その後ろをゆっくり走らなければならないことがあるが、それと同じ状況が起こってしまう。
特に今日は雨が降っていたので、その人の傘の分だけ幅が広いので、距離を確保して追い越すのが難しいのである。
それで、なんとか徐行しながら通り過ぎることができた。
自転車の場合は、追い越してもつぎの信号でまた追いつかれてしまうことが多々あるが、歩いている人間なので、さすがにその心配はなかった。
それにしてもなぜ人間が車道を歩くのか、全く意味不明だ。
車道の左側には自転車が走るように青い矢印が付いているが、もしかしてその人はいつもは自転車で走っているところを、今日は雨が降って自転車に乗れなかったので、無意識のうちに同じ経路を歩いている?なんてことあるだろうか?
私は住宅街の歩道もないような狭い道路だと、いつも自転車で左側を走るので、歩く時も左側を歩いてしまうことが多々ある。
しかし、いくらなんでも歩道のある幹線道路の車道を歩くなんていう間違いはしない。(私の場合、大部分自転車でも歩道を走るが。)
わざわざ車道を歩くなんて、アタマが変な人なのかな~ 理由が知りたい。
追記:歩道がある場所で車道を歩くのは法律違反だそうです。