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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

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豊洲有害物質とは

2016-09-01 23:43:50 | 日記
豊洲市場となる東京ガス工場跡地は、有害物質で土壌が汚染されているという話ですが、具体的なきちんとした情報がテレビ報道ではわからないので、もやもやします。

数日前のテレビ朝日の朝の番組では「トルエン」と言っていたように記憶していたのですが、それは私の聴き間違いだったのか?その後調べると、あちこちに「ベンゼン」と書いてあります。

ベンゼンといえば、「ヘップサンダル事件」で、工場でサンダルの底を貼る時に使っていた接着剤から揮発した有害ガスにより、人が白血病になってしまったとのことでした。
その結果、サンダル工場では、毒性の強いベンゼンをやめてトルエンに置き換えたとのことです。
ですから、ベンゼンよりもトルエンのほうが毒性は弱いようです。ただ、トルエンも揮発性で、人体に有害ではあることに違いはありません。

ベンゼンはC6H6であり、トルエンはC7H8であり、トルエンはベンゼン環のうち1つのCHのHの部分がCH3になったものだそうです。

ベンゼンは、炭素6個の亀の甲の形に水素がついた環状になっており結合が安定しているので、物に反応せず溶けることがないため、体内に入った時にそのままとどまってしまう。発がん性がある。
トルエンはCH3のメチル基の部分が他の物質と反応するので、溶けて体外に排出されるとか?

それで、ネットなどで調べると、豊洲の汚染物質はベンゼンと書いてあります。

しかし、東京ガスのHPを見てみると、豊洲の工場跡地から検出されているのは、ヒ素・フッ素・鉛であり、特に数値の高かったものはヒ素だったようです。

他のサイトなどを見ると、やはりベンゼン・ヒ素・フッ素(シアン化合物のことかな?)・鉛、等が検出されているとのことです。ベンゼンだけではないということです。

ベンゼンのようなものとしては、ベンゼン、トルエン 、エチルベンゼン 、キシレン の頭文字をとってBTEXというそうで、これらの似た物質が全部あると考えるのが自然かもしれません。

既に、汚染された土の表面を削り取り、きれいな土を3m載せたので、中からしみでてくることはないそうですが・・・。

そのようにして、土壌が改善され、法的な手続きを経ると、汚染地域という区分けから外されるそうですが、豊洲はまだ今の時点では汚染地域のままとなっているらしいです。

また、そのような汚染地域に指定された場所に食品の市場が建設されるという想定は、全くあり得ないものだったようです。

だから、徹底的に除染したのかどうなのか・・・

なんか、本当にわけがわかりません。

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