今日の毎日新聞クロスワードで初めて知った事は、
村上春樹氏が、「原子力発電所」のことを「核発電所」と言うべきだと提言しているということです。
理由は、原子力発電所の事を英語では“nuclear plant”というのが普通で、“nuclear”は「核」という意味だそうです。
村上春樹氏がこれを語ったのは、今年の4月のことだったようです。
「原子力」というと、単に原子の力で発電するのか、ということで、それほど恐ろしい感じはしませんが、「核」というと危険性が感じられます。核分裂によってできるエネルギー、つまり「核爆弾」と同じ部類のものであるという実感がわきます。ひとたび事故がおきれば、どれだけの破壊力があるのか、人体や自然にどれだけのダメージを与えるのかがイメージされます。
最近、福島の原発に近い場所の植物の調査結果が出たようですが、モミの木に異常が起きているそうです。原発事故後、幹の先端の主幹という芽が出ないものが多発しているそうです。(モミの木:福島で生育異常が増加…線量高い場所ほど多発)
植物は何も語りませんが、実際はどんなにダメージを受けていることでしょうか。モミの木以外の植物も、目には見えなくても何が起こっているかわかりません。微生物や自然動物も大きな影響を受けていると考えられます。人間は避難しても動植物は避難できません。
そのような危険なもの、また、事故が起きなくても使用後に出る放射性廃棄物はどうするのか?という問題も全く解決していません。自然界のダメージは、最後には人間に回ってきます。「核発電所」は有ってはならないものだと思います。
参考記事:
「Nuclear Plant は「核発電所」といおう― ― 村上春樹氏の意見に賛成」
村上春樹氏が、「原子力発電所」のことを「核発電所」と言うべきだと提言しているということです。
理由は、原子力発電所の事を英語では“nuclear plant”というのが普通で、“nuclear”は「核」という意味だそうです。
村上春樹氏がこれを語ったのは、今年の4月のことだったようです。
「原子力」というと、単に原子の力で発電するのか、ということで、それほど恐ろしい感じはしませんが、「核」というと危険性が感じられます。核分裂によってできるエネルギー、つまり「核爆弾」と同じ部類のものであるという実感がわきます。ひとたび事故がおきれば、どれだけの破壊力があるのか、人体や自然にどれだけのダメージを与えるのかがイメージされます。
最近、福島の原発に近い場所の植物の調査結果が出たようですが、モミの木に異常が起きているそうです。原発事故後、幹の先端の主幹という芽が出ないものが多発しているそうです。(モミの木:福島で生育異常が増加…線量高い場所ほど多発)
植物は何も語りませんが、実際はどんなにダメージを受けていることでしょうか。モミの木以外の植物も、目には見えなくても何が起こっているかわかりません。微生物や自然動物も大きな影響を受けていると考えられます。人間は避難しても動植物は避難できません。
そのような危険なもの、また、事故が起きなくても使用後に出る放射性廃棄物はどうするのか?という問題も全く解決していません。自然界のダメージは、最後には人間に回ってきます。「核発電所」は有ってはならないものだと思います。
参考記事:
「Nuclear Plant は「核発電所」といおう― ― 村上春樹氏の意見に賛成」