山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

体感温度

2013-03-07 21:40:43 | 日記
昨日の職場の寒さの記事に関連して、「体感温度」について調べてみました。

室温が24℃あって「寒い」と言い、26℃で「ちょうど良い」などというと、それは薄着をしているからだろう、などと思われてしまうのですが、けっしてそうではないのです。長袖の下着に毛糸のセーターを着てその上にものをはおったりしているのに寒い事があるのです。
つまり、「体感温度」の問題です。

いったい、24℃で寒いとはどういうことか?というと、大きな要因は、たぶん湿度が低いからでしょう。職場には加湿器があり、加湿をしているのですが、それでも部屋の容積に対して、その力が全然間に合わず、湿度はせいぜい30%くらいです。
夏の場合、湿度が高いと蒸し暑く感じ、湿度が低ければ気温が高くても暑さを感じないように、冬の場合は湿度が高いと温かく、湿度が低いと寒く感じるとのことです。

それから、体感温度を決める要素には、湿度のほかに、気流・放射・服装・代謝量があるとのことです。「気流」は、夏、扇風機の風があれば涼いということで、空気が動くと体感温度が下がることがわかります。

「放射」とは、建物の壁・床・天井などの表面温度の影響で、それらが冷たいと、身体から輻射熱が奪われるそうです。熱伝導率の高いコンクリートや金属は、輻射熱が奪われやすく、熱伝導率の低い木材の場合は輻射熱が奪われにくいとのことです。

「服装」の場合、首回りや足もとが冷えると寒く感じるので、首にスカーフを巻いたり、スカートのすそを長くし、足首なども温めると温かくなるようです。

また、「代謝」の関係では、当然運動をすれば温かくなるし、温かいものや血行のよくなる食べ物を食べると、代謝が上がり、身体があたたまります。

それから、例えば、床暖房では、足元から部屋を温めるため、床が29℃あり、室温が20℃だったら温かく感じますが、エアコンの場合では、室温が25℃あっても、床が17℃だったりして寒いそうです。床は19℃~26℃くらいがよいとされているようです。

それで、実家の母は、木造住宅に住んでいて、石油ストーブと炬燵を使っているのですが、部屋が16℃で充分あたたかいと言っています。
我が家の部屋の温度が20℃だと言うと、暑すぎるだろうと言いますが、こちらは鉄筋建物でフローリングの部屋にエアコンなので、20度あっても大して温かくありません。
実家では、石油ストーブの上にやかんを載せていて、湿度もあるようです。

職場の場合、先日のように、机の上の温度計が22℃だった場合、おそらく足元は18℃くらいしかなく、しかも湿度が低いし、換気の空調のせいで室内に風が吹いているようなのです。壁や机・棚などもコンクリートとスチールなどでできているため、体から輻射熱が奪われているようです。さらにじっと座って身動きせずに仕事をしているので、代謝も上がらず、ひんやり冷え冷えとしてしまうのでしょう。

今度寒い時は、足元を温めるべく、分厚い靴下を履いたり、スカートを長くしたり、首に物を巻いたりしようと思います。日ごろ厚いタイツを履いているのですが、社内では、かかとのないサンダルに履き替えているため、足元が冷えるはずです。足首までを覆うような履物にするのがよさそうです。

もうすぐ、春ですが、まだまだ寒そうな日もありますので、工夫したいと思います。




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