
■ムラサキ綺麗!■
12月になると山には花が少なくリ月1回開催の山での観察会でも色がついたものを見るのが少なくなります。先月綺麗だったツチトリモチはあまり変化なく綺麗な赤が残ってはいましたがそれ以外に色があったのはノササゲでした。


状態がすこぶる良くて「まあ~綺麗」とつい声をだしそう。みんなで見られたら良かったのですが散会後に見つけて撮影です。莢の色も実の色もムラサキがきちんと残っていてこれほどのを見たのは初めてです。

アキノタムラソウは陽だまりにいくつかウスムラサキの花穂を立てて咲いていますし、

ノコンギクも咲き残ってはいます。しかし、他には目立つのは

ドウダンツツジの赤い芽くらいです。

カサコソと落ち葉踏みしめ何かないか?と歩くのです。

今の時期は足元より上にめぼしいものがあります。テイカカズラが種を飛ばしているのに気がつきました。風にとび別世界に旅立っていました。近くにはカヤラン(葉が落ちた木についているので見つけやすい)をいくつも発見。開花が待たれます。
下山後にはクリスマスプレゼントが待っていました。参加者のなかに木工作品をつくる方がいて下さったのです。「エコエモン」で検索すると色々上がってきます。
ヒノキノの間伐材と自然からの贈り物(木の実)を使用してのしゃれた動物の数々。

シカ・トナカイ・ウサギ・ブタ・キツネ・イノシシ

黒い目は「ムクロジ」の実

お礼はどうしても受け取ってくれなくて・・来秋ムクロジの実でお返しをすることになりました。
いただいたシカ・キツネさんには赤・緑のリボンを結びクリスマスを彩る仕事をしてもらいましょう。