
宿題 3月19日

19日に気にかかっていた場所にイカリソウを見に行っていた。例年になくたくさん開花していて1人斜面でジンワリと湧き上がる喜びを堪能したのはよかったのだが、これが何イカリソウになるかと言われると??。大事なのは葉。それを牧野植物園の観察会で教えていただいたのが21日なので19日の時点では葉をしっかり見ていない。だからわからずおいてあった。でも、ここの自生場所を伝えたら「ヒメイカリソウ」との答え。茎から2つに別れ3枚。計6枚の葉があればヒメイカリソウとわかったしだい。ボケているがこれが何とか葉の様子が識別出来る貴重な1枚となった。蛇紋岩地帯に生えるヤチマタイカリソウは3×3となるそうです。

基本的に色は白が多いのだがたまにピンクがかかっているのがあり嬉しくなったのだがイカリソウはピンクなので白が珍しいと思う地方もあると観察会で教えていただいた。

こんな風に咲いているので風があれば揺れてまともに写せない。

いかにも碇の形をしているので1度見るとまず忘れることはないと思う。この場所は結局20・21日と確認のために連続して訪問しヒメイカリソウはこれだとしっかり頭に叩き込んだ。

ここにはジロウボウエンゴサクもたくさんあり、ゆっくりすごすにはもってこいの場所だと思った。
ヒメイカリソウはわかったでも、20日にモチ モチさんの案内で訪問したぼちぼちさんの実家で見たイカリソウの仲間がわからない。バイカイカリソウなのかサイコクイカリソウなのか不明となった。20日は強風で揺れて揺れて花をまともに写すことすら出来ていない上、この時点でバイカとばかり花だけを見て決めてかかっているものだから葉を写していない失敗をしている。ただ21日に牧野で先生が言われた「高知県の山田方面にはサイコクイカリソウがおおいよ」の言葉から推量すればサイコクイカリソウだとおもう・・・葉を撮影に出かけなくては判断がつきません。

花がウメのようでイカリソウ。茎が長く伸びてちょっと雰囲気がヒメイカリソウとは違います。


此花がたくさん風に揺れる姿を風鈴が揺れているようでした。種が飛んで増えているとのことですので来年は葉をしっかり確認しなくては・・宿題として残すのではなく今年もう1度訪問すべきかもです。