
昨日の花は ナベワリです

ビャクブ科 ナベワリ
名前を聞いて知っていたが開花をみたのは初めてです。それもたくさん・・暖地の林の下に生えていると図鑑にあります。海岸から程近くの人家に近い林の、それも湿地に近い場所に群生してありました。しかし、昨日は風が強く吹きやむことがありませんでしたのでたくさんあっても写せない~。葉の下にぶら下がっているのでなお写しにくい。葯がオレンジ色をしていてなかなか目立ち綺麗です。


変な名前は葉に毒があり舐めると舌が破れるからついたと言われます。ここでは芽がかなり食べられていましたので(多分イノシシ)驚きました。

毒もあるし、目立たない花ですが深く記憶され忘れられない花です。
今日は牧野植物園の観察会の日でした。楽しみにしていたのがオキナグサの開花。先日の観察会のときには蕾が硬かった。今日は咲いていました。立て札がなく小さいので目立ちません。立ち止まって見ている人がいないのが惜しいくらいに綺麗にさいていました。まだまだ蕾が多いのでしばらく咲きそうです

キンポウゲ科 オキナグサ


オキナグサは、ススキ草原などの日当たりの良いところに咲く多年草です。が最近はそのような場所もへったので激減していて高知県内に自生地が少なくなっていると聞いたことがあります。でも、今回の植物誌のために探しひょっともっと残っていると記載されたのか・・・?と期待しているほどの珍しい花です。草丈20センチまでの植物で、葉も花茎も薄い毛でおおわれ、全体が 白っぽい。花が終わると白く長いひげをもつ種ができる。これが白髪毛頭の翁に見立て「翁草」。
山野草として愛好家に好まれるので盗掘され減りましたので自生地で見るのが困難です。がいつか草原で咲くこの花を見たいと願っている私です。