3/31に金田龍之介さんが亡くなった。私の小学校時代の同級生のお父さんだったので親しみを持っていた役者さんだった。
2002年のスーパー歌舞伎「新・三国志Ⅱ」で新橋演舞場公演猿之助演じる孔明が死後に走らせた仲達で久しぶりに活躍を見せていただいた。
その後も2005年3・4月の「ヤマトタケル」新橋演舞場公演で父帝を演じた時にはその存在感の大きさにタケルの父を慕う気持ちが通じない悲劇が際立っていた。
同年10月の「サラ~追想で綴る女優サラ・ベルナールの一生」で麻実れい演じるサラにかしづく秘書のピトゥ役のふわっとした存在感も見事で役の幅の広さに唸った。この二人芝居を見逃さなくてよかったと今になってつくづく思う。
私の両親が元気だった頃、会員だったスポーツクラブのプールで水中ウォーキングをされている金田さんをよくお見かけしたと聞いていた。糖尿病治療の減量のために運動していたらしいが、その肥満もある芝居でラスプーチンを演じた時に役づくりのために肥るようにしたためと何かで読んだことがある。糖尿病から腎臓を悪くされて亡くなったようだ。
父の長兄とその娘=私の従姉妹も同じようにして亡くなっているので、糖尿病というのは本当に大変な病気だと痛感。
金田さんのご冥福を祈りたい。
金田さんの訃報を聞いて、本当にショックでした。
昔から、一年に一度は舞台でお姿を拝見している役者さんだけに、信じられない思いです。
私も麻実れいさんと共演した、「サラ」は大好きな舞台でした。
ご冥福をお祈りします。
うちの父と近いお年で同じように家族が旅立ちに間に合わなかったと知って、せつなさが増しました。
タケルの父帝、「サラ」のピトゥ、きっと忘れないでしょう。