玲小姐さんにお誘いを受け、東京ドームへ「世界らん展」の内覧会に行ってきた。
「世界らん展日本大賞2008」の公式サイトはこちら
玲小姐さんのご夫君のご趣味が蘭の栽培で、毎年出品されている。
ご夫君のMr.101のサイトはこちら
数年前に何人かで誘い合って仕事帰りに行ってみた。東京ドームも初めてだったし、さまざまな蘭のディスプレイに圧倒された。しかしながら失敗したと思ったことは、始まってすぐに行かないとダメだということ。受賞した作品が盛りを過ぎて無残な姿になっていたのだった。確かに審査会に合わせて一番美しくなるように開花を調整しているわけで、しばらく経ってから行っても美しくないのだ。やはり生きたものの展覧会は開会してすぐに行くべし!
今回は、開会前日の審査の後、出品者や関係者を対象とした内覧会にお誘いいただけて感謝、感謝であるm(_ _)m
入ってすぐのところに特別展示の「假屋崎省吾 蘭の世界」があった。携帯で撮影した写真をアップ。東京ドームの照明がバックに写っている。
さすがに審査会直後だけにお花たちのコンディションがいい。ツヤツヤである。今年の新種は吉永小百合さんの名をつけられた白い蘭。自然体でありながら毅然とした美しさだった。「母べえ」を観たあとだからよけいにそう感じたのだと思う。
一点一点の蘭の鉢だけでなく、コーナー全体をいろいろな蘭を組み合わせてデザインしてディスプレイし、それも賞を競っている。クレーンで重たい素材(樹木の幹なども!)を据えつけて飾りつけているのだそうだ。それぞれのデザイン名とコンセプトの説明もついていて鑑賞の助けになった。栽培している業者さんのグループの展示はさすがに気合が入っている。
娘が通っていた高校の生物部の展示コーナーもあって驚いた。そういえば学園祭でも生物部の展示は気合が入っていたっけと思い出した。生徒が描いた蘭のスケッチもなかなかのもの。ボタニカルアートの超入門段階といったところか。
玲小姐さんの解説がよかった。地味な東洋蘭の「詫び寂び」の魅力もよりわかった。鉢も凝っていて花とのバランスがとれている。展示の台とのバランスもあるという。中国の金持ちや日本の旗本が趣味にしていた様子も玲小姐さんの話を聞くとイメージが湧いた。なぁるほど!ボタニカルアートの展示の前ではイギリスの王侯貴族のガーデニングの趣味という話でも盛り上がる。鑑賞のレベルがアップしたぞ~。
日本の主だった華道の流派の巨大な展示もあった。黒く着色したキウイの根に蘭をからませた池坊の作品が一番気に入った(実は若い頃、職場のサークルで池坊の生け花を習ったことがあるが、全く身についていない(^^ゞ)。
フラワーアレンジメントや蘭をテーマにした絵画や工芸品のコーナーもある。まさに蘭をテーマにした美の祭典である。2時間くらいあっという間にたってしまう。
ふっと目を上げると大きなナントカビジョンに藤岡弘が映っている。明日のNHKBsで中継放送があるので、その撮影中なのだった。背景を手がかりに撮影現場を探し、受賞作品のところでナマの藤岡弘発見!アナウンサーとしゃべっている。さすがに元祖仮面ライダー、背中がピシッとしている。後ろ姿もカッコイイ!!そして笑うと可愛いのね~。女優の原沙知江も着物姿で合流。背が高い美人だ~。柳生博の息子さんの園芸家(名前がわからないm(_ _)m)も笑うとお父さんそっくりだ~。撮影現場の雰囲気も面白いし、人間の華の方もしっかり楽しませてもらってしまった。ミーハーでごめんなさいm(_ _)m
明日は文楽の二部三部観劇予定。一部も観たし、映画も観ているのに感想が滞り中。花粉症喘息はますます悪化。しゃべっていても声が嗄れているのを実感。咳払いをしすぎて喉がつぶれるのだ。昨晩は仕事帰りに行った接骨院で肩が固まってますと湿布を貼られて帰ってきたし・・・・・・(T-T)
観劇の感想はボチボチ書くことになりますが、よろしくお願いしますm(_ _)m