仕事から帰ったらアマゾンから「助六」のDVDが届いていた。DVDだけだと宅配便ではなくメール便で届くから郵便物と一緒にポストに入っている。届かないというクレームはないのだろうか。
明日の土曜日の午前中に、我が家のあるマンションの子ども会の資源回収活動がある。ポストのある場所の近くにある入居者への掲示板に子ども会のニュースも貼ってあるので、その日はちゃんとチェックしておくのだ。
玄関ポーチに新聞をまとめて出しておくと子どもたちが回収して集積場所まで運んでくれる。そこに回収の車が来てくれるということになっているようだ。子ども会の活動資金になるので協力したいということもあるが、資源回収の日にその集積場所まで自分で運ぶよりも玄関ポーチに取りに来てくれるというのが私にとっても有難いというのがある。
新聞を片付ける前にザザっと目を通して切り抜く部分をはずし、整理袋に入れる作業を昨晩から着手。ひと包み分終っている。今晩ももうひと包み分を作業。
そのBGM代わりに「助六」DVDを流しながら・・・・・・といいつつ、けっこう巻き戻して見たいところはちゃんと見ながら作業作業。
助六登場までの傾城たちの場面がなかなか楽しい。萬次郎や右之助の並び傾城がいい。「あれは揚巻さん」とかの台詞で雀右衛門が登場。うわー、き、綺麗~。5年前はこんなに元気でしゃっきりしていたのね!悪態の初音~なんてもう惚れ惚れした。芝雀の白玉も艶やかで声もきれいで、ふたりのやりとりなんてこれはまた贅沢だ。白玉に呼び止められて花道から舞台を見る雀右衛門揚巻のきりりとした目線にやられてしまう。
團十郎は今年の正月の公演の方が身体も声も引き締まっていていい。作業終了で観るのはやめてお風呂に入ってしまったが、これは買って正解だった。意味のわからない台詞はネットの辞書で調べられるし、こりゃいいぞ。「ひだるい」ってやっぱり空腹でいいんだなとか確認。腹が減ってるならご馳走してやろうって頭からうどんを馳走される段四郎門兵衛。今より一回りふっくらしているなぁ。
またゆっくり観ることにしよう。
日曜日はさいたま芸術劇場で「リア王」観劇だ。松岡和子訳の文庫本を読むのが間に合うだろうか。
写真は『演劇界』別冊の「江戸歌舞伎への招待」の表紙。木挽堂書店の前身の店で買ったっけ。雀右衛門揚巻の目がいい。これはいつの公演の写真だろうか。