午後は、部屋の気温が上昇し、エアコンを消した。
子ども公園の中をよぎる。
ずいぶん暖かい冬日和、と感じつつ、散歩に出かけた。
施設の上に広がる空。やや重量感のある雲の群れ。
ローズマリーの向こうに広がる青い冬空。
子ども公園の中をよぎる。
臙脂色をした葉の、この植物はなんだろう?
Googl lens で調べたが、これだと思う植物を示唆してはくれなかった。
幼児たちが、よく遊んでいる機関車(Happy SL)
銀波の川面。風が強く波が高く、河口の水は、川上の方に向かって流れている。
青空に誘われて戸外に出たのだったが、驚くほどの冷気。また風の強さ。
風の弱い家並みの道を選んで歩く。
それにしても異常な冷気であった。
スマホで気温を確認すると、6℃。強風が寒さをいっそう厳しくしているらしい。
しかし、ひさびさに、これぞ冬! と思う。子どものころの冬は、いつもこんなふうだったと、昔を懐かしむ。手の甲が、雪やけで膨れていたし、耳たぶも赤くなっていた。それでも冬は楽しかった。
今日は、体調が良く、足取りが軽い。
どこまででも歩いてゆけそうだが、手袋の先からのぞいた指先が、かなり冷たくなってきた。が、3000歩は歩きたいという思いから、川沿いの道に出た。と、急に風が強く感じられた。実際に海上から吹き来る北西風が、前進を妨げ、軽い体がどこかへ運ばれてしまいそうであった。
無事に帰れてよかったと、安堵。
木々の揺れでは測れない、海辺特有の風の強さを計算に入れておかなくてはいけない。
しかし、楽しい散歩であった。
部屋に戻ると、早速、検温をした。と、体温35.1℃の低さ。夕方は、体温が高めになるのをいつも気にしていたのに、異常事態!?
40分ほど経って、やっと36℃になった。
これも初体験であった。冷えは確かに感じたけれど、寒いとは一度も思わなかったのに、体温は意外に下がるものだと。これも老いと関係があるのかどうか?