ぶらぶら人生

心の呟き

語らいの午後

2019-03-14 | 身辺雑記
 喫茶店「栗栗珈琲」で、長年の知己と語らいの午後を過ごした。
 同じ職場にいた人は、その数を指折れないほど多数だが、今なお会ってコーヒーを飲みながら話を楽しめる人は少なくなった。
 思い起こしてみると、50年来のお付き合いということになる。

 互いに、忙しすぎた過去を思い出す。
 忙しすぎて、見失っていたことも多い、と。
 ああすれば良かった、こうすべきだったと、今になって分かることが多いことに共感しあうけれど、今さらどうしようもない。人生を生き直すことはできないのだから。

 今、現職で働いている人も、多忙の中で、大切なことを見失っておられることもあるのでは?
 自分の今が、見えないことが多い。

 施設の職員の方を見ていても、私の目には、ゆとりがなさそうに見える。
 語りかけるのも気兼ねなほど……。
 賃金をもらって働くということは、いつの時代も、いかなる職場もそうであろうか?

 語らいつつ、人生の反省会をしているような一面もあったが、楽しいひと時であった。
 次回は、万葉公園を一緒に散歩しましょう、と言って別れた。
 (以前、一度だけ、二人で散歩したことがある。幾年前のことだったろう?)

 今は、梅が美しいとか。(公園のどの辺りに梅林があったか思い出せない。)
 次回、二人で散歩を楽しむのは、エゴの花の咲くころがいいかしら? と、思いつつ。

 (明日はないかも、と思いながらも、エゴの花咲く5月を夢見ている。)

            ※※※※※※※※※※※※※※※※

         
             施設の近くに咲いている椿

コメント
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