ぶらぶら人生

心の呟き

久々の施設

2019-03-04 | 身辺雑記
 朝、施設に電話し、様子を尋ねた。
 先週は、4階の入居者に、風邪の患者が出ているということで、しばらく家で過ごすことを勧められた。

 今は落ち着いていることを確認し、施設に戻った。
 三度の食事を準備していただけることが、何より嬉しい。

 あいにくの雨となった。
 10時半に自室に戻り、荷物を片付けていると、風邪の名残であろう、少々荒っぽい咳が、北側の部屋から聞こえてきた。
 10年以上前に、私自身、予防注射を受けていたにもかかわらず流感に罹り、お正月から1月いっぱい苦しんだ経験がある。あの時も、ひどい咳風邪であった。

 部屋にこもって、本を読む。
 (池内紀著『すごいトシヨリBOOK』)

 自宅では、生活空間が広いので、生活内容も多様なものとなりがちである。
 その点、施設では、生活がひとりでに限定され、気が散じることも少ない。
 午後は、一気に一冊の本を読了。
 老いにについて書かれた本は、今までにたくさん読んできて、少々食傷気味であったが、この本はまるで発想が違って面白かった。
 あたかも自分の老いの実態を眺めているようにも感じながら……。
 感想は、また日を改めてまとめたい。

 5時前、ひととき青空がのぞいた。
 窓の外も明るくなり、窓辺に立って、しばらく山並みを眺めた。
 平家山には、雲が鉛直線状に降りていて、目を楽ませてくれた。

        
コメント
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