ぶらぶら人生

心の呟き

春雨の中に

2019-03-10 | 身辺雑記
 春の雨となった。
 小雨のとき、外に出てみる。

 杏子の蕾の先に淡紅色がのぞき始めた。
 (開花までに幾日が必要だろう?)

          
                杏子の蕾

        
             遅咲きの椿もやっと開花

 灯油缶の目盛りを見て驚いた。
 針が限りなくゼロに近づいている。
 入浴が可能かどうか。
 明日、配達をしてもらうまで、節約しながらお湯を使わねばならない。
 迂闊なことをしてしまった。

 留守中に溜まっていた新聞をやっと読了。
 今日は10日なのだが、帰宅後溜まった新聞を順番にさかのぼって、やっと5日の新聞に至った。
 文化欄(5日)に、古井由吉さんの短編集『この道』の紹介文が掲載されていた。8篇からなる短編集は、老いに身を任せた日々の生活や思いが書かれたものという。
 写真も添えられていた。随分お元気そうで、にこやかな表情がいい。
 私と同年くらいの作家だと思っていたが、81歳。5歳もお若い。
 子供時代、5歳と10歳、あるいは10歳と15歳では、格段の差があるように、老年も、80歳を過ぎたあたりから、5歳の年齢差は、表情にも相応の差が感じられるように思う。 
コメント
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