ぶらぶら人生

心の呟き

9月5日の落日

2018-09-05 | 散歩道
 夕食膳を配膳車に置いたあと、すぐ一階に降りた。
 日暮れが一日一日早くなる。
 今日の、当地の落日時刻は6時33分。
 夕陽に向かって、河口沿いの道を歩いた。
 日々の落日に、目視して分かるほどの変化はない。
 が、眺める私にとっては、いつも、<その日その日だけ>の夕陽である。

 落日はもちろんだが、沈む夕日が染める雲の彩りもまた、えも言えぬ美しさだ。

 夕べの風は心地よく、秋の気配だ。
 ゆっくり散歩を楽しみたいが、自分勝手をしてはいけない。
 (過日、夕陽を見て帰ってくると、自動ドアが手動に代わっていて、少々慌てた。
 自分の力で開けられたのでホッとしたけれど。
 ここは施設。ふらふら出かけて迷惑をかけてはいけない。)

         
                6時26分

         
                6時28分

         
                6時30分

         
                6時31分

         

         
                川辺の夕暮れ
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雲には秋の気配

2018-09-05 | 身辺雑記
 施設では、朝8時半過ぎと夕方4時半前後に、様子伺いに回ってくださる。
 入居当初は、体調の不安定な日もあって、血圧を測っていただたこともあった。
 が、最近は毎日が不安といえば不安。しかし、周囲の入居者との対比においては、元気な方かもしれないと思う。

 4時半過ぎ、ノックがあり、立ち上がってドアに向かった。
 「お変わりありませんか」
 と、尋ねてくださる。
 「元気にしています」
 と、せいぜいにこやかに答える。

 しかし、内心では、この覇気のなさはなんだろう? と思っているし、体温調節もうまくいかず、皮膚感覚が体の部分部分でまちまちで気持ちも悪い。でも、そんなことを訴えても、どうにもなることではない。心の中で、<老い病>と名づけて、我慢する。

 立ち上がってドアまで行ったついでに、自室の窓辺に立って外を眺める。
 「秋の雲」である。
 今日も30度を超える暑さだが、真夏の空ではない。
 もう少しの辛抱! と、自分を励ます。

         

         

 日記帳の余白に、フリクションでいたずら書きをしてみたり……。
 絵が描けると嬉しいのだが、できないものが多い中で、絵ほど不得手なものはない。

         
          左はカット集にあった絵を真似たもの。
         右側に描いたのは、机上に置いているもの。
          (正解を求める方が無理だろうな!?)
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