〇今、検索していると「なぜテレビの地震速報で、鹿児島県の震度や鹿児島県の地図が出ないのか」
「日本政府が、九州の地震を「大震災とは認めない」とはどういうことか」
「そんなに原発稼働や消費税増税が大事なのか」「被災地住民は棄民同然なのか」
といった語句やフレーズが大量にヒットする。非常に恐ろしいことである。
インターネット監視法案が可決しようがあまり報道もしないニュース番組であろうと、ともかくテレビをつけておくとそれが流れている間、画面の上に九州各地の地震速報のテロップが、一時間に数回は出てくるという頻繁さだ。多すぎる。ごまかしようがない。時々東北の宮城や福島の地震速報まで混ざって流れてくる。
鹿児島県内在住の知人のメールいわく「最悪の事態の場合、車も新幹線もだめなら、もう飛行機しか逃げる方法がないかも」
物事の冷酷さに日本全国が怒っている。
本日のBGM:
交響曲第5番第3楽章 / ショスタコーヴィチ
(「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」#3 、日本映画専門チャンネル、9:40~10:40)
最終回がわかった上で第一回から留守録を通して見ていると、いかにも「登場人物の全員が怪しい」場面を、あちこちのエピソードにふんだんに盛り込んでいること(時によっては、盛り込みすぎ?)がわかる。遡って考えると、たぶんそういう思惑でいたんだろうな、と推測はできるのだが。友野くん事件が始まって後、第3回の島津先生が一人残り、Aiの部屋で、そこに置いてあったCDを見つけてふと再生して聴いている音楽が、この中盤でトリックの謎解きに関わって問題となってくるその交響曲の第3楽章である。この雰囲気にやられますな。このざわざわした感覚は、もしかして、ずっと昔の子どもの頃の記憶をたどると、新・必殺仕事人の錺職人の秀さんを初めて見た時のような、あの何かの気分に近い(爆)のではないか、と気づいた。(20160420)
(※写真:野菜を買いに行った帰りの途中のキイロイトリ)