「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

平成十四年六月十四日伏魔劇場覚書(其の四)

2002-06-22 | SHOCK live1/2

…………………「其の参」からのつづき。



〔19〕著作権問題。今回の興行者(伊藤昌一氏と思う)は声に凄みがあり、なかなか怖くてGOOD(この人、前半で病院のお医者さんだったようだが)。かっこよい(渋)。結局「肖像画の裏」の文書で危機を脱する。(ところで、咲穂さんが持ってた著作権用書類にはワイヤーがついてたんだけど、空中を飛ばなかった。事故?)

〔20〕TSUBASAが心配だ、と日本へ帰ろうとする風間JunとKOICHIの言い争い。咲穂氏ナレーションで二人の舞い(←Millennium SHOCKの時でもつよしくんがネタにしていた「喧嘩でいきなり踊り出す」が展開)。ナレーションのバックのイメージとしてのダンス、という照明の具合で、シーンの意味もわかる(こっちもだんだん慣れてきた)。でも「俺が続けることが、翼の力になればいい」てのはわかるけど、やっぱ唐突かなあ(笑)

〔21〕TSUBASAが病院から飛び出し、海辺のコテージ?の2Fのバルコニーのようなところへ。車椅子。今井氏のこの場面の歌(ちょっとスパニッシュ調?)がなかなか佳曲の感。海に現れる「白い鯨をもし見たら、踊れるかも」と待っている、というのも象徴的。

〔22〕そこへKOICHI兄(黒髪・白服)、落ち着いた歩きぶりで再び登場。下から「飛び降りてみろ」とたいがい随分な罵詈雑言を怒鳴りつけ(これも前回も思ったが結構唐突だ(笑))、かっとなったTSUBASAが飛び降りて歩けるようになり「良かった」と喜ぶ兄(おいおい・笑)。一方、NYのKOICHIも幼い頃兄と踊った昔を回想している。

〔23〕TSUBASAもGET UP(?か何か)のダンスでいよいよ復活、NY公演ではKOICHIがLet's Go to TOKYOで成功している。バックステージで再会を喜び合うKOICHIとTSUBASA。「足は治ったのか」からまたも地獄のアドリブギャグコーナー(爆)。「もう大丈夫さ、ちょっとバク転が曲がったけどな」「TSUBASA、しかし背中がお地蔵様のようだなあ(笑)わけわかんねえや」(←意味不明。いっぱいいっぱいか?)「さっきのTSUBASAの歌のげろげろげろって何だ?その後でしゃけしゃけしゃけって言ってたろ。いや新しい蛙の歌とすし食いねえかと思ったよ」(爆)とKOICHI(そりゃGET UPとかGET OUTとかshake itとかそういうやつだと思います)。

〔24〕足の回復ぶり、というか「頭が良くなったかの回復ぶり」を見せるためのTSUBASAの「オレに不可能は無い!」一発芸シリーズ。(1)「UCカードCMの堂本光一のふり」編。Jun「つよしくんの、パンツの中にあるカード探してんだよね」。KOICHI「おまえらよく知ってんな」(笑)
(2)冷蔵庫編。TSUBASA「ああ、喉が渇いた。ぷしゅ」(缶を開けて飲む)「おつまみは」冷蔵庫を開けて「でっけえ豆だな。よっこらしょっと」マメマン……「古い。お前、いろいろネタ持ってんな」(KOICHI)※既に宴会芸の域に達している。

〔25〕さてNY公演恒例ブロードウエイダンス。(赤坂→錦戸→)今回はRyo東新のステッキダンスレビューから東新・翼・光一・咲穂4氏のステッキダンスへ。

〔26〕バックステージ。さっきのUCカードネタの続きでJun「あのCMかっこいいよな」「カードでおごってくんないかな」背後からKOICHI「じゃあお前も加入しろ!」と登場(爆)。KOICHIの謎解き「つよしくんからマツジュン、マツジュンからオレ」「じっちゃんの名にかけて!」(爆)以下説明。でっちあげられた「不評」で命を絶った兄と、その張本人。仕組まれた事故。「成功の頂点まで人間を導いて転落させる」のが楽しいという「悪魔」の正体がばれ、自殺?と思いきや高所の追跡格闘劇。(←今回は横から見てスタントがわかったぞ!・笑)

〔27〕RyoとNYに残ることにした咲穂さんのソロ「NY・NY」やはり素晴らしい声(今回、拓さんとのDUETはなし。このくらいの音量で全員決めたいよね←無責任な客の発言・笑)。「Ryoは悪魔の子なんかじゃない」を力説するKOICHI「だってJunとモグラがやっちゃったとしても人間の子が生まれるはずが…」「いや、いくら目が細いからって…」←いまいちかな、ギャグ(笑)

〔28〕階段登場、左端のKOICHI兄が昇天する「ONE」の見せ場。(上がる光一氏がやっぱし痩せたんかな、細い感じがしたのは気のせい?)※関係ないけど東新という人が結構小柄だな、と改めて気づく。青い服で戻ってくるKOICHI。

〔29〕待ってました大統領の大階段フィナーレ、天晴Let's Go To Tokyo。ほんっとにうれしそうですよねKOICHIさん(格別)(笑)。一回ずつ幕が上下して階段上に色とりどりの布が広がるのも綺麗。

〔30〕ショータイム。

(1)カナシミブルー。実際近くで見るとテレビで見るより激しい踊りである。KATTUNと光一氏、ラストの藍色のライトが非常に綺麗。
(2)翼氏ソロ(FIVEとJrと)
(3)KATTUNの曲(側壁から)。結構黒っぽくて佳曲なコーラスっぽいナンバー(CD出ませんか?ちょっと希望)

(4)アンダルシア。光一氏(slow)→翼氏(fast)+カルメン咲穂氏→光一氏→男装咲穂氏、という咲穂さん早替えが楽しい。※今回光一氏の足の具合、自分はショータイムラストの挨拶の時再認識したが、ウエストサイド付近ではバク転まで回復し、アンダルシアではバク宙は控えて台上で決めていた。「満身創痍」はKOICHI=光一氏でもあったのだが、全体を通して遜色はなかったと思う。
(5)情熱。(「腰の踊り」のところ、ちょっとやってくれました。生だとよろしうございますね。ところで、今回光一氏、髪の毛伸びてます→日曜の堂本兄弟と比べるとかなり)

(6)僕の背中には羽根がある(付、ロープ姐さん。おっと、KOICHI氏「布」で飛ぶのは、申し遅れましたがジャパネスク付近)

(7)夏の王様(謎の巨大銀色ボール出現!Jr.と女性のダンス。翼氏参加。途中で変な方にボールが動いてJrの子が転んだかなんかして光一氏が「だいじょぶ?」って笑って声かけてた)

(8)ジェットコースターロマンス
(9)やめないでPURE(黒人のMAURICEさんたちがラップ調で入ってきて、会場拍手で参加)
(10)愛されるより愛したい(このへんになると光一氏、声がすごく伸びてくるのだ)
(11)雨のMELODY(もうおはこ状態)
(12)愛のかたまり(バラードバージョン)。動きがゆっくりの場のせいか、このへんで右足の調子がちょいと不調か?と見るが、光一氏の紫の衣装、女性舞踊ともに優美。こういうアレンジ好きなんだろうなあ。ここで座長のご挨拶。いえいえたいしたもんですぜ旦那。ごくろうさま。※自分の席は右端なので左の舞台袖に待機する亀梨先生が見える(笑)
(13)硝子の少年。舞台総出演者の歌唱と客席のスタンディングオベージョン(外周から客席1F中央へじわじわ、最後全員)。


……という感じで全幕終了。18:00過ぎ開演、大体21:30前頃に終演(前回よりもまとめられた印象、というのはここでも)。やっぱり帰りしなに1F舞台を確認(この段階で、「せり」の部分は上がった状態になっているのだ)。めったに来れるところではないので、触ってしまいますです。ぺたぺた。アンケート投入後退場。

※ところでなぜ「伏魔劇場」なのか。退場後、ハンカチを紛失したことに気づいて一度戻ったのに出て来なかったからです。消えました(笑←巣鴨の慈眼寺で芥川龍之介の墓に詣でた時にも同様の現象あり)。光一氏曰く「帝劇には神様がいる」(weekly oricon6/24号)らしいので、こういう落し物が「出て来ない」時は「そこにいるらしい」神様か何かに差し上げたと思ってしばし諦念。拾った方、使う場合はお洗濯をしてから使ってください(笑) 
             (まずもって了)

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平成十四年六月十四日伏魔劇場覚書(其の参)

2002-06-22 | SHOCK live1/2

……………………「其の弐」からのつづき。


〔9〕その公演も終了し、一同NYへ「客船で練習しながら向かう」ことに、と波止場の風間Junの話。もう出発、とのことでJunには別にバナナボートの用意が、などのギャグ?のあと、KOICHIが再び登場。「いやあJun、目開けろよ」「開けてるよ、いつも」(このネタ続くなあ…)船内での群舞練習?がJr.の見せ場。ここでYaYaYahなども参加(歌は声がよくとおると思ったが、なにぶん非常に幼少に感じられる)。客席にも幾分サービス?あり。

〔10〕渡航の船内で眠るKOICHIの悪夢「白鯨」。こちらも趣向に変化。船長役がKOICHI、側壁のナレーション?がTSUBASAである(前回はこの位置が逆)。無表情に銛を船長に手渡す「拓さん」の船員、執念で夢(悪夢?)の鯨を命を捨てて追い続けるKOICHI、「白い鯨の目はやさしかった、傷つけたのはあなただ」と諭すTSUBASA。象徴的でしょ? この今回の人物構図によって若干前回と「意味」が変わったようにも思うが、事故からのくだりで「白鯨」が「そういう意味だったのね」と横手を打てた箇所。

〔11〕前回のTSUBASA船長の内的葛藤、の時よりも、今回の場合は話全体がKOICHIに集約されてくるという点での判りやすさの効果があるように思う。海中漂流のシーンではTSUBASAがぐるぐる(これは前回以来、TSUBASAのおはこ?)、木片につかまり辛うじて助かる(これも後半の好転の暗示?のように読めなくもない)。そして「鯨と運命を共にする」KOICHI船長の「銛を撃て!この化物を殺せ!」←殺陣同様熱演。前述したがこういうところで光一先生のツキヌケぶり(=楽しそう)を個人的に感じたちょっとおいしい一品(笑)。

〔12〕NYに到着、米黒人系出演者とYaYaYahの人が歌唱。第一幕終了。休憩。

〔13〕大顔「ようこそ」の先生登場。過去回想シーン……KOICHIの兄(二役)は今回、黒っぽいかつら(おかっぱ?な、やや長髪)を使用、差別化を図った模様。「これがわたしのムーンウォーク」どこか東山調(笑)で、歩き方や動作なども弟KOICHIよりやや落ちついた雰囲気か。シアター内の怪異現象コーナーの後に絞首台出現、兄の落下。運ばれる兄に「兄さん!」と客席内から駆け寄るKOICHI(そりゃ客席も大騒ぎ)。趣向は前回を踏襲。

〔14〕NYでのカンパニーの練習が始まる。JrやKOICHIと黒人ダンスメンバーとのダンス合戦の様相。自分はKelby氏(スキンヘッド風?)のKOICHIとアイコンタクトする悪戯っぽい目(恋に落ちたんか?みたいな・爆)が楽しい(笑)シーンだったっす。

〔15〕I・G・シアターでカンパニーを迎えるおばあさん(拓)、ボーイキュートを紹介。必死の笑顔で英語を話そうとするKOICHI(最近ラジオでも「英語勉強しときゃよかった」ってのはネタなのかマジなのか・笑)。ボーイキュート「君は思ったより背が低いんだね」、KOICHI「なんだ日本語しゃべれるんじゃん(汗)」

〔16〕NY公演のステージ。Ryo役は東新氏でJr.や劇団員とタップやストンプ?披露。「愛されるより愛したい」インスト(来たぞ)から恒例のロープ姐さんと、回転KOICHI先生(おいおい、片手で回ってるぜ)、さらにウエストサイドへ(これがまたきついんだ)。

〔17〕数えてみたのだが着地からウエストサイドのにらみ合い(速度を所々落として決めるダンス)が16小節くらいしか無いんでないかい?これで次の激しいフリへの態勢を整えるってのは骨ですな、と改めて驚嘆。フェンスTSUBASAも健在(笑)。最後に残されるKOICHIのソロ「光る朝の影…」のところ、この音量をもひとつがっちり決められたらもっと凄いんだろうなという感も(でも体力的には限界か?劇中劇だからいいのか?それとも音響の問題?)。←見る方が言うだけはタダ(爆)

〔18〕ショーの成功、記者会見。「大変だ」慌てる口上役が下嶋兄氏(大抜擢←と隣の席の御婦人がつぶやく)。風間Jun「お前のしゃべりは落語なんだよ」(爆)(※ラストの階段踊りで下嶋氏はしかし緊張の面持ちだったように思う、もっと笑ってもいいよ^^。)
 ここでJunの歌。軽快。


…………〔19〕につづく。

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平成十四年六月十四日伏魔劇場覚書(其の弐)

2002-06-22 | SHOCK live1/2


………………「其の壱」からのつづき。

〔6〕恐らく今回最大の改訂はストーリー構成上の各キャラクター配分だと思う(再三申し上げるが以下も展開内容に触れるため、未見の方御注意を)。


 公演Tourの中で「車では遅い(?)ので、バイクで行こう」と提案し2ケツを誘うのが、今回KOICHI自身である、という趣向。免許のないTSUBASAが躊躇するのだが、JunとKOICHIが「バイクの良さ」を教えて説得する。恒例?のアドリブギャグシーン。ヘルメット(原付用みたいな半球状のやつ)をかむり「ヘッドライト(自爆)」なKOICHIが台に馬乗りにうつ伏せてまたがり、腕=ハンドルを背側に上げて“人間バイク”に扮し、JunがTSUBASAを煽る。「さあ!乗ってみろ、鍵穴はお前次第だ」(…ぎりぎりなネタのような気がする・爆)ためらうTSUBASA。※ちなみにJunはバイクの座席を「サドル」と称していた。横で突然アドリブを振られて困惑する亀(梨)氏。TSUBASA曰く「こんなサドルは、やだ」…結構いっぱいいっぱいな人々(笑)。

〔7〕「追憶のハイウエイ」?バイク走行(FIVE側壁登場)。Junは渡り、後から渡るタンデムの2人が谷底へ転落。…心理的展開は、今回の方がKOICHIとTSUBASAの二者に焦点が絞られており判りやすいと思う(事故→TSUBASA足動かず→自責の念に駆られながらもKOICHIがそれでもShow must go onでNYを目指す→残されるTSUBASAの落伍感、落胆と失意)。このシーンで、次の展開を「そうか」と予感する。

 ストーリーが読める、ということは「三秒に一度の衝撃」と矛盾するかもしれないが、作品として納得できてきた、ということでもある。もちろん「再演」だから練られている(Act・Themeリストともにパンフレットに既に掲載)ともいえるのだろう(個人的には「驚かせりゃ何でもあり、ってなもんでもなかろう」な派なんで…)。

※Millennium SHOCK(2000)の場合、「四天王」4人分の配役の必要上AKIRAのような「向こう見ずな転落役」がいた。昨年度のSHOCKの転落シーンも(「悪魔」の存在は新しかったとはいえ)その延長上にあるような気がしていたのだ。

〔8〕負傷にも関わらずShow must go onの舞台「ジャパネスク」。こちらも前回と異なる。台詞の多い「ハムレット」はない。全体的に火炎・仮面ときて殺陣立ち回りの、動的身体表現を専らとするSHOWで攻める。とにかくこのシーン、殺陣の皆さんとKOICHI先生は休むことなく疾走する(早替りで入れ替わっているがそう見える)ところが見もの。(ちなみにヤマタノオロチ調の怪物は舞台右袖にハケると自分の席からは隠れて見えないなどという椿事も。)
 
 五条橋をイメージしたと思われる階段のセットが回り、田中氏(牛若?)笛で登場の後、長刀弁慶のKOICHI、途中から剣劇へ。ざんざん斬りまくり斬られまくり(なんか火縄もどきで撃たれたりするのは時代考証的にはOKなのだろうか?でも許す(笑))の末、KOICHI先生階段上に果てると思うとカルミナプラーナ(またも恒例)で運ばれて見栄を切る?のであった。

 ※観劇していて、ハムレット等の台詞芝居は(そこに何らかの展開上必然的な意味を置くのであれば必要としても)舞台上の演者の肉体的な「動き」のスピードがどうしても遅くなるものだ、と改めて思い出す。殊にMillennium Shockで東山=父王の貫禄を目撃してしまった自分は、昨年度ShockのKOICHI二役に「まだ、細いかな」という正直な印象を拭いきれないという感覚があったので、今回の「殺陣中心」は見せ方として正解かも、と個人的な感想。

 堂本光一氏の「動く」キャラクターによるところもあるだろう。元々市川雷蔵好きな近所の年配の某御婦人の意見によると、細く腰高ながらの立ち回り(ついでに黒ぶちメガネで背広だと、金髪で無ければ一見すごく普通の人に見える点)で、ぴかいち君が気になる(もちろんdancingな殺陣であるから比較対象外としての個人的意見である)のだそーだ。ほおお。光一氏本人も結構好きで案外やってみたいんじゃないのかなあ?「薄桜記」(1959、大映)みたいなグレイトヒロイックな御最期(この手のやつって好きな人はかなり好きかと思います・笑)。こういう時のKOICHI先生は、体力的には非常に大変だとは思うが、素人目にも見ていて「実に楽しそう」に見えるのであった(そのことについてはまた後述の予定)。

かくして「満身創痍」ながらも「Show must go on」、な本編のテーマともあいまった象徴的意味の展開をジャパネスクに見た感あり(いちおうKOICHIも事故ってるということで。これについてもまた後述する予定)。



  …………………〔9〕へつづく。

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本日の効果音(4) IL GRANDE SILENZIO (1968)

2002-06-22 | 閑話休題・本日の効果音

IL GRANDE SILENZIO (1968) 映画ソング 投稿日:2002/06/22 10:20

〔アーティスト名〕 Ennio Morricone
〔どんな時に聞きたい?〕 やる気を出したい時
〔ここは良かった!〕 「MORRICONE 2000」(DAGORED RED 105-2)(伊、1999)
〔ここはいまいち・・〕
サントラ盤(KING KICP2597)探してます(泣)←※痛恨の買いそこね第二弾。 

〔このCDの価値は?〕 2000円~3000円
ジャケット☆☆☆ メロディー☆☆☆☆ 総合評価☆☆☆

〔コメント〕
 本当は実家で雪かきする時のBGM=季違いじゃが仕方が無い(爆)、もしくはottokitcheがリングに上がる時(?)などのBGM。映画(邦題「殺しが静かにやってくる」)のオープニングは激渋♪ なんですが、汚くてしゃべらないJ-L.Trintignantがとにかく色っぽくてK.Kinskiがやっぱり限りなく鬼畜(←楽しんでるとしか思えん・笑)。むちゃくちゃ。ラストも怒涛のように悲惨で良し。※そんなにカルトな映画だったとは知りませんでした。えっ、「幻のハッピーエンドバージョン」ってほんとにあるの?(愕然・脱力)
 ……ちなみに本盤「Holocaust2000」(これまた邦題「悪魔が最後にやって来る」(!?))(1977)なども入ってます。何を考えてるんだろうと思うくらい???な話にこの世のものとは思われない優美な音楽が乗っちゃうイタリア映画とかオペラとかって凄いですね。Morriconeおそるべし。
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