「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

平成十四年六月十四日伏魔劇場覚書(其の参)

2002-06-22 | SHOCK live1/2

……………………「其の弐」からのつづき。


〔9〕その公演も終了し、一同NYへ「客船で練習しながら向かう」ことに、と波止場の風間Junの話。もう出発、とのことでJunには別にバナナボートの用意が、などのギャグ?のあと、KOICHIが再び登場。「いやあJun、目開けろよ」「開けてるよ、いつも」(このネタ続くなあ…)船内での群舞練習?がJr.の見せ場。ここでYaYaYahなども参加(歌は声がよくとおると思ったが、なにぶん非常に幼少に感じられる)。客席にも幾分サービス?あり。

〔10〕渡航の船内で眠るKOICHIの悪夢「白鯨」。こちらも趣向に変化。船長役がKOICHI、側壁のナレーション?がTSUBASAである(前回はこの位置が逆)。無表情に銛を船長に手渡す「拓さん」の船員、執念で夢(悪夢?)の鯨を命を捨てて追い続けるKOICHI、「白い鯨の目はやさしかった、傷つけたのはあなただ」と諭すTSUBASA。象徴的でしょ? この今回の人物構図によって若干前回と「意味」が変わったようにも思うが、事故からのくだりで「白鯨」が「そういう意味だったのね」と横手を打てた箇所。

〔11〕前回のTSUBASA船長の内的葛藤、の時よりも、今回の場合は話全体がKOICHIに集約されてくるという点での判りやすさの効果があるように思う。海中漂流のシーンではTSUBASAがぐるぐる(これは前回以来、TSUBASAのおはこ?)、木片につかまり辛うじて助かる(これも後半の好転の暗示?のように読めなくもない)。そして「鯨と運命を共にする」KOICHI船長の「銛を撃て!この化物を殺せ!」←殺陣同様熱演。前述したがこういうところで光一先生のツキヌケぶり(=楽しそう)を個人的に感じたちょっとおいしい一品(笑)。

〔12〕NYに到着、米黒人系出演者とYaYaYahの人が歌唱。第一幕終了。休憩。

〔13〕大顔「ようこそ」の先生登場。過去回想シーン……KOICHIの兄(二役)は今回、黒っぽいかつら(おかっぱ?な、やや長髪)を使用、差別化を図った模様。「これがわたしのムーンウォーク」どこか東山調(笑)で、歩き方や動作なども弟KOICHIよりやや落ちついた雰囲気か。シアター内の怪異現象コーナーの後に絞首台出現、兄の落下。運ばれる兄に「兄さん!」と客席内から駆け寄るKOICHI(そりゃ客席も大騒ぎ)。趣向は前回を踏襲。

〔14〕NYでのカンパニーの練習が始まる。JrやKOICHIと黒人ダンスメンバーとのダンス合戦の様相。自分はKelby氏(スキンヘッド風?)のKOICHIとアイコンタクトする悪戯っぽい目(恋に落ちたんか?みたいな・爆)が楽しい(笑)シーンだったっす。

〔15〕I・G・シアターでカンパニーを迎えるおばあさん(拓)、ボーイキュートを紹介。必死の笑顔で英語を話そうとするKOICHI(最近ラジオでも「英語勉強しときゃよかった」ってのはネタなのかマジなのか・笑)。ボーイキュート「君は思ったより背が低いんだね」、KOICHI「なんだ日本語しゃべれるんじゃん(汗)」

〔16〕NY公演のステージ。Ryo役は東新氏でJr.や劇団員とタップやストンプ?披露。「愛されるより愛したい」インスト(来たぞ)から恒例のロープ姐さんと、回転KOICHI先生(おいおい、片手で回ってるぜ)、さらにウエストサイドへ(これがまたきついんだ)。

〔17〕数えてみたのだが着地からウエストサイドのにらみ合い(速度を所々落として決めるダンス)が16小節くらいしか無いんでないかい?これで次の激しいフリへの態勢を整えるってのは骨ですな、と改めて驚嘆。フェンスTSUBASAも健在(笑)。最後に残されるKOICHIのソロ「光る朝の影…」のところ、この音量をもひとつがっちり決められたらもっと凄いんだろうなという感も(でも体力的には限界か?劇中劇だからいいのか?それとも音響の問題?)。←見る方が言うだけはタダ(爆)

〔18〕ショーの成功、記者会見。「大変だ」慌てる口上役が下嶋兄氏(大抜擢←と隣の席の御婦人がつぶやく)。風間Jun「お前のしゃべりは落語なんだよ」(爆)(※ラストの階段踊りで下嶋氏はしかし緊張の面持ちだったように思う、もっと笑ってもいいよ^^。)
 ここでJunの歌。軽快。


…………〔19〕につづく。

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