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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

カマルゴ・グァルニエリのピアノ協奏曲第4番を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2012-09-23 05:37:09 | 古典~現代音楽ブラジル編
昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1907年生まれのグァルニエリの作品。
この前もその作曲家は取り上げているが、
こんなCDも持っていたんだということで、とりあげてみたい。
ピアノ協奏曲第4番は1968年に作曲された。
演奏はマックス・バロスのピアノ、トーマス・コンリン指揮、
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章リソルートは、短い序奏の中で始まるが、
金管楽器が鳴り響き主題となる音型をリズミックに奏で、
やがてピアノ独奏が入り現代的な響きである。
緊迫した音楽が終わるとピアノ独奏のカデンツァが入る。
やがてフルートなどが絡み、神秘的な雰囲気を感じさせ、
再び金管楽器が入り、主題が繰り返されて再び緊迫した音楽となる。
最後は独奏ピアノの音が煌くように奏でられて次の楽章に続く。

第二楽章プロフンダメンテ・トリステは、独奏ピアノから始まる。
タイトルのように深い悲しみをたたえたような叙情的な音楽である。
フルートや弦楽器が絡んでいき、オーボエがやがて歌うように旋律を奏で、
クラリネットがそれを引き継いでいき、徐々に盛り上がっていく。
このあたりはブラジルらしい部分が少し見られる感じがする。
いったん静まった後、フルートとピアノによる幻想的な世界が創られる。
最後は静まった中、ピアノの音だけが残る。
第三楽章ラピードは、金管楽器と打楽器により軽快な旋律が奏でられ、
独奏ピアノが入り、リズミックで軽快な旋律が奏でられていく。
ピアノと管弦楽との掛け合いによる競演が続き面白い。
それぞれが旋律を受け継ぎながら、最後は盛り上がって終わる。

レオ・ブローウェルの「水のしずく」を聴く

2012-09-22 22:11:36 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1939年生まれのブローウェルの作品。
「水のしずく」は1996年に作曲された。
演奏はグレアム・アンソニー・ディヴァインのギター演奏による。
神秘的で速い音型が繰り返され、それは水を想起させる。
即興的な流れるような音も水を思わせる。
冒頭の音型が繰り返され、最後は静かに終わる。

ホセ・セレブリエールの「神秘的瞬間」を聴く

2012-09-21 04:49:46 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1938年生まれのセレブリエールの作品。
「神秘的瞬間」は1957年に作曲された。
演奏はホセ・セレブリエール指揮、
トゥールーズ国立室内管弦楽団の演奏による。
低弦から重々しく始まる弦楽器のみによる音楽である。
最初に奏される3つの音型をもとにした旋律を、
それぞれの楽器がその旋律を引き継いで繰り返していく。

フレデリコ・イバーラ(イバッラ)のシンフォニア第2番を聴く、そして横浜スタジアムから吉野町まで歩く

2012-09-20 08:58:01 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は横浜スタジアム付近から吉野町まで歩きました。
大桟橋をまっすぐ吉野町方向に歩き、扇町、長者町、万世町を通過し、
浦舟町、高砂町まで歩き、16号線で吉野町まで出て、
君嶋屋に寄って、鍋島愛山純米酒を買った。
家に帰って飲んでみるとさすがにうまい。
やはり、おいしい酒を飲むと幸せな気分になるなあ。

今回取り上げるのは1946年生まれのイバーラ(イバッラ)の作品。
彼はメキシコ国立自治大学の中にある国立音楽学校で作曲を学び、
ジャン・エティエンヌ・マリーに師事したようだ。
その後パリとスペインで学び、その後色々な音楽作品を発表し、
国立音楽学校でも教えるようになったようである。
シンフォニア第2番(は1993年に作曲された。
副題が付いているが「夢を待つ間」という意味だろうか。
演奏はアロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮、
フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズの演奏による。

弦楽器の揺れるような音型に始まり、
一音による音型が繰り返されていく。
そして金管楽器や打楽器も加わり、
徐々にその音は大きく激しくなっていく。
そのあとは打楽器と金管楽器を中心に盛り上がったあと、
弦楽器の伴奏の上で、フルートなど木管楽器が絡んでいく。
それはあたかも夢の世界のようでもある。
そのあと何度も繰り返されるいくつかの音型のパターンも、
うつろな夢の世界を表現するかのようである。
その沈黙を破って、突然打楽器の荒々しいリズムに乗って、
弦楽器と金管楽器が絡んで激しい音楽となり、
迫力のある音楽となって盛り上がって最後終わる。
なかなか聴き応えのある音楽である。

アルベルト・ヒナステラのマランボ作品7を聴く

2012-09-19 23:55:56 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
MTRが修理されて戻ってきた。
TASCAMのカセット式の8トラックのものだが、
以前は中古でも10万円以上した品物である。
15000円越えて支出はきつかった。
さて昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1916年生まれのヒナステラの作品。
マランボ作品7(は1940年に作曲された作品である。
演奏はフェルナンド・ビアーニのピアノ演奏による。
リズミカルなオスティナート風の低音の音型に乗って、
高音部が示す旋律は闘争的であり、
エスタンシアを感じさせるものである。
舞踏的な旋律がやがて力強く盛り上がりをみせ、
最後は堂々とした感じで終わる。