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Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ロイ・ハリスの交響曲第3番を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2011-03-20 12:04:41 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は、二俣川から三ツ境駅までの間を往復して歩きました。
途中スーパーに寄り、牛乳やパン・卵を買おうとしたのだが、
なかなか置いているところがなかったが、やっと見つけて買った。
途中聴いたのは、1898年生まれのロイ・ハリスの作品。
交響曲第3番は、1937年に作曲された。
前回も取り上げたが、今回は詳しく曲の内容に触れる。
一楽章制によるが、全体は5つの部分に分かれる。
聴いたCDはレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏による1985年録音のもの。
第一部「悲劇的」(コン・モート)は、チェロが朗々と奏す旋律から始まる。
典礼聖歌の性格を持った主題のようで、他の弦楽器も絡みながら、
第一主題が第一ヴァイオリンにより示され、第二部へ移る。
第二部「叙情的」(ポコ・ピュ・モッソ)は、
第二主題を第一ヴァイオリンが、第三主題をオーボエが奏す。
第三部「田園的」(ピウ・モッソ)は、木管楽器が美しい旋律を
弦楽器の上で、軽やかに受け継いでいく。
第四部「劇的」(ポコ・ピュ・モッソ)は、金管楽器が活躍する。
フーガ風に展開し、やがて堂々とした力強い旋律を金管楽器の中で受け継ぎ、
繰り返す中で、荒々しい打楽器とともにクライマックスを築いていく部分である。
第五部「劇的-悲劇的」(コン・モート)は、ヴァイオリンが第一主題を再現させ、
ティンパニの連打と金管楽器により第一部・第二部の素材も使いながら、
最後は悲劇的な雰囲気の中で盛り上がって終わる。