Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アントネッロ・デ・カゼルタの「恋がわたしの心を」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-12-18 01:40:03 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、14世紀後半から15世紀初頭にかけて活躍した
アントネッロ(アントネルロ)・デ・カゼルタの作品。
彼の生涯についてはほとんどわかっていないようである。
北イタリアを中心に活躍したであろうとは考えられるようである。
今回聴いたCDはデイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏によるものである。
「恋がわたしの心を (Amour m’a le cuer mis)」は、
3声によるバラード形式によるシャンソンである。
恋をして、思いにふけて、ため息をつく人物が、
このようにして自分の人生は過ぎていくのだろうなと思いつつ、
恋する気持ちから逃れられない気持ちを歌った作品である。
どの時代でも恋に苦しむ姿は変わらないものだと思う。
自分は何やっているんだろうなと思いながらも、
恋に溺れていくその姿は共感できるものだ。
コメント
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