昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1490年頃生まれたヴィラールトの作品。
ブリュージュ出身と考えられる彼は、パリで法律を学び、
1522年から1525年の間、フェラーラのエステ宮廷で活躍した。
1527年まではミラノ大司教イッポリート・デステの礼拝堂歌手を務め、
1527年12月からはヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長に就任し、
亡くなるまでその職の地位にあったようである。
今回聴いたCDはブルーノ・ターナー指揮、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮの演奏によるものである。
「めでたし、天の女王(Ave Regina caelorum)」は、
1539年ヴェネツィアで出版された「ヴィラールト4声モテトゥス集」の
第2巻に収められた4声による作品である。
ゴンベールでとりあげた作品とタイトルは同じなのだが、
最初の「めでたし、天の女王」だけが歌詞が同じで、
そのあとの歌詞は全く異なっているが、
聖母マリアを称える内容であるのは同じである。
最初は単旋律で始まるが、すぐに他の旋律が重なりあい、
上の2声が5度のカノンを展開し、下の2声は旋律要素を模倣し、
その中で作り出されるハーモニーは美しいものである。
途中聴いたのは、1490年頃生まれたヴィラールトの作品。
ブリュージュ出身と考えられる彼は、パリで法律を学び、
1522年から1525年の間、フェラーラのエステ宮廷で活躍した。
1527年まではミラノ大司教イッポリート・デステの礼拝堂歌手を務め、
1527年12月からはヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長に就任し、
亡くなるまでその職の地位にあったようである。
今回聴いたCDはブルーノ・ターナー指揮、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮの演奏によるものである。
「めでたし、天の女王(Ave Regina caelorum)」は、
1539年ヴェネツィアで出版された「ヴィラールト4声モテトゥス集」の
第2巻に収められた4声による作品である。
ゴンベールでとりあげた作品とタイトルは同じなのだが、
最初の「めでたし、天の女王」だけが歌詞が同じで、
そのあとの歌詞は全く異なっているが、
聖母マリアを称える内容であるのは同じである。
最初は単旋律で始まるが、すぐに他の旋律が重なりあい、
上の2声が5度のカノンを展開し、下の2声は旋律要素を模倣し、
その中で作り出されるハーモニーは美しいものである。