Mars&Jupiter

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ジャン・ヴァイヤン(Vaillant)の「いとも優しき恋人よ」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2009-12-16 05:28:42 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、14世紀後半に活躍したジャン(Jean)・ヴァイヤンの作品。
アヴィニョンの教皇クレメンス6世の聖歌隊で活躍したと考えられるが、
ベリー公の宮廷で活躍した作曲家ではないかとも考えられ、
パリに音楽学校を持っていたという情報もあるが詳しいことはわからない。
今回聴いたCDはデイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏によるものである。
「いとも優しき恋人よ (Tres doulz amis)」は、
恋する人に対しての愛を歌った3声によるロンドーである。
「いとも優しき恋人よ、そなたに誓ったすべてのことは」と歌うのに対し、
他の声部が「わが佳きひとよ」という別の歌詞を、
もう一つが「十万遍も、わがいとしの佳きひとよ」という別の歌詞を
それぞれ歌いながら展開する優しさあふれる作品である。
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