昨日は二俣川から弥生台駅まで歩きました。
途中聴いたのは1929年生まれの松村貞三の作品。
彼の略歴については器楽曲・室内楽曲編で触れたので省略する。
交響曲(交響曲第1番)は、1953年作曲された。
新日本フィルハーモニー交響楽団から委嘱を受けて作曲された。
第一楽章は、冒頭から激しい音楽が展開される。
強烈なリズムとぶつかりあう音の塊、間の置かれた静寂な空間、
そしてオスティナート的な音楽は聴き手に強烈な印象を与える。
ダイナミックであり、かつエネルギッシュな音は、
生命を与えられたかのように自由自在に動き回る。
最後は静寂の中、ハープが神秘的な音を奏でる。
第ニ楽章は、その神秘的なハープの伴奏から始まり、
フルート・ソロが抒情的な旋律を吹く。
弦楽器は揺れる風の音を表現しているかのようである。
そのあと、弦楽器中心に対位法風な音楽を奏で、
その後管楽器中心のおだやかな音楽が展開される。
第三楽章は、クラリネット・ソロに始まる管楽器群により
旋律が繰り返され、やがて弦楽器に引き継がれ、
管楽器も加わり、一時的な盛り上がりをみせ、
ピアノによりこの音型は際限なく繰り返される。
やがて金管楽器が加わり、繰り返される音型は、
他の楽器に引き継がれながら、大きなうねりとなっていく。
オスティナート的で、そして生命力を感じる曲である。
最後は鐘の音だけが繰り返され、短いトゥッティで終わる。
途中聴いたのは1929年生まれの松村貞三の作品。
彼の略歴については器楽曲・室内楽曲編で触れたので省略する。
交響曲(交響曲第1番)は、1953年作曲された。
新日本フィルハーモニー交響楽団から委嘱を受けて作曲された。
第一楽章は、冒頭から激しい音楽が展開される。
強烈なリズムとぶつかりあう音の塊、間の置かれた静寂な空間、
そしてオスティナート的な音楽は聴き手に強烈な印象を与える。
ダイナミックであり、かつエネルギッシュな音は、
生命を与えられたかのように自由自在に動き回る。
最後は静寂の中、ハープが神秘的な音を奏でる。
第ニ楽章は、その神秘的なハープの伴奏から始まり、
フルート・ソロが抒情的な旋律を吹く。
弦楽器は揺れる風の音を表現しているかのようである。
そのあと、弦楽器中心に対位法風な音楽を奏で、
その後管楽器中心のおだやかな音楽が展開される。
第三楽章は、クラリネット・ソロに始まる管楽器群により
旋律が繰り返され、やがて弦楽器に引き継がれ、
管楽器も加わり、一時的な盛り上がりをみせ、
ピアノによりこの音型は際限なく繰り返される。
やがて金管楽器が加わり、繰り返される音型は、
他の楽器に引き継がれながら、大きなうねりとなっていく。
オスティナート的で、そして生命力を感じる曲である。
最後は鐘の音だけが繰り返され、短いトゥッティで終わる。