昨日は横浜から和田町まで歩きました。
本日からは、イタリア・スペイン・ポルトガル編を
終わりにして、東欧編の補足に入る。
途中聴いたのは1870年ポーランド生まれの
ムリナルスキ(MLYNARSKI)の交響曲である。
ムリナルスキは、ポーランド北部のスワウキ(スワルキ)に生まれ、
サンクト・ペテルブルクで音楽を学び、
サンクト・ペテルブルク、オデッサ、モスクワ、ロンドン、
グラスゴー、フィラデルフィアなどで活動したが、
人生の多くはワルシャワで過ごしたようだ。
指揮者、ヴァイオリン奏者、作曲家、教育者として活動し、
現ワルシャワ・フィルハーモックの芸術監督として
その創設期の楽団の育成にあたり、1919年から1929年の間は
ワルシャワ歌劇場の主席指揮者の地位にあった。
交響曲ヘ長調作品14「ポロニア」は、1924年に作曲された。
以上はCDの解説に書いてある情報である。
第一楽章アンダンテは、オーボエの物悲しいソロに始まり、
フルートや弦楽器がそれに加わり、情熱的な音楽になっていく。
リヒャルト・シュトラウスの交響詩を思わせるところや、
ロシアの交響曲に似たのどかで華やかな部分を思わせる。
曲は徐々に激しさを増し、金管楽器も加わり華やかになる。
ロマンティックな音楽であり、最後の終わり方も爽快である。
第二楽章アダージョは、弦楽器・木管楽器を中心に
叙情的な感じの音楽で始まるが、徐々に情熱的になり、
盛り上がったあと、再びおだやかな音楽になり、
独奏ヴァイオリンによる甘美な旋律が現れ、協奏曲風となるが、
そのあと再び情熱的でロマンティックな音楽になる。
そのクライマックスを築いたあとは、静かに終わる。
第三楽章プレストは、この交響曲の中でも特徴があり、
幻想的で軽快なスケルツォ楽章である。
ロシアの交響曲を思わせるような魅力があり、
中間部は対照的にロマンティックな音楽である。
冒頭の舞踏的な音楽が再び現れ、徐々に盛り上がりをみせ、
華やかな音楽となって最後終わる。
第四楽章モデラートは、ホルンの吹奏から始まる。
民謡風の主題をもとにしながら、
弦楽器と金管楽器を中心に華々しい音楽となる。
第一楽章と同じように劇的な展開をみせるところは、
リヒャルト・シュトラウスの交響詩のようでもある。
とはいえ、ロマンティックな交響曲であり、
最後のコーダも堂々としており、
金管楽器が加わり華やかな中で終わる。
以前買っておいたままにしていたCDの中に、
こんな作曲家の交響曲があったというのが新しい発見である。
初めて聴いてみて分かる楽しい世界である。
なお、今回とりあげた補足分の交響曲イタリア・スペイン・ポルトガル編の
CD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/symphony-cd-it-sp-po.html
でNEW!と赤字で表示されているのが該当する曲です。
参考にしていただければ幸いです。
本日からは、イタリア・スペイン・ポルトガル編を
終わりにして、東欧編の補足に入る。
途中聴いたのは1870年ポーランド生まれの
ムリナルスキ(MLYNARSKI)の交響曲である。
ムリナルスキは、ポーランド北部のスワウキ(スワルキ)に生まれ、
サンクト・ペテルブルクで音楽を学び、
サンクト・ペテルブルク、オデッサ、モスクワ、ロンドン、
グラスゴー、フィラデルフィアなどで活動したが、
人生の多くはワルシャワで過ごしたようだ。
指揮者、ヴァイオリン奏者、作曲家、教育者として活動し、
現ワルシャワ・フィルハーモックの芸術監督として
その創設期の楽団の育成にあたり、1919年から1929年の間は
ワルシャワ歌劇場の主席指揮者の地位にあった。
交響曲ヘ長調作品14「ポロニア」は、1924年に作曲された。
以上はCDの解説に書いてある情報である。
第一楽章アンダンテは、オーボエの物悲しいソロに始まり、
フルートや弦楽器がそれに加わり、情熱的な音楽になっていく。
リヒャルト・シュトラウスの交響詩を思わせるところや、
ロシアの交響曲に似たのどかで華やかな部分を思わせる。
曲は徐々に激しさを増し、金管楽器も加わり華やかになる。
ロマンティックな音楽であり、最後の終わり方も爽快である。
第二楽章アダージョは、弦楽器・木管楽器を中心に
叙情的な感じの音楽で始まるが、徐々に情熱的になり、
盛り上がったあと、再びおだやかな音楽になり、
独奏ヴァイオリンによる甘美な旋律が現れ、協奏曲風となるが、
そのあと再び情熱的でロマンティックな音楽になる。
そのクライマックスを築いたあとは、静かに終わる。
第三楽章プレストは、この交響曲の中でも特徴があり、
幻想的で軽快なスケルツォ楽章である。
ロシアの交響曲を思わせるような魅力があり、
中間部は対照的にロマンティックな音楽である。
冒頭の舞踏的な音楽が再び現れ、徐々に盛り上がりをみせ、
華やかな音楽となって最後終わる。
第四楽章モデラートは、ホルンの吹奏から始まる。
民謡風の主題をもとにしながら、
弦楽器と金管楽器を中心に華々しい音楽となる。
第一楽章と同じように劇的な展開をみせるところは、
リヒャルト・シュトラウスの交響詩のようでもある。
とはいえ、ロマンティックな交響曲であり、
最後のコーダも堂々としており、
金管楽器が加わり華やかな中で終わる。
以前買っておいたままにしていたCDの中に、
こんな作曲家の交響曲があったというのが新しい発見である。
初めて聴いてみて分かる楽しい世界である。
なお、今回とりあげた補足分の交響曲イタリア・スペイン・ポルトガル編の
CD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/symphony-cd-it-sp-po.html
でNEW!と赤字で表示されているのが該当する曲です。
参考にしていただければ幸いです。