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岡本茂のひとりごと
子どもたちが将来に希望を持てる社会へ
6月21日(日) 子どもたちが将来に希望を持てる社会へ
今日は、高槻市母子福祉会ならびにNPO法人あっとすくーる からご案内をいただき、高槻現代劇場で開催された講演会に出席しました。
6人に1人の子どもが貧困と言われる中、特にひとり親家庭の子どもたちは経済的困難に直面している家庭が多く、高槻市母子福祉会ではひとり親親家庭の子どもたちへの学習支援をNPO法人アットスクールと連携しながら昨年度から開催しています。
今回の講演会は、ひとり親家庭の子どもたち自身がひとり親というハンデによって背負う思いを共有することで、支援のありかたを考えていこうという企画です。
一部では、NPO法人あっとすくーるの渡剛理事長が講演。
ご自身がひとり親家庭として育ち、「どうしてこんなにしんどいのに誰も助けてくれないのか!」という思いからNPO法人あっとすくーる立ち上げに至る経緯を中高時代の葛藤を吐露されながらお話しいただきました。
その後、渡理事長含め20代の若者3人がひとり親家庭で育ってきたことで感じてきたことをトークセッション。
「お母さんもしんどそう」「でも、自分も同じようにしんどいことを何でわかってくれへんのか」と一人で抱え込んでいた時が一番つらかった。
「あっとすくーるとの出会いで自分の苦しさを話しできる場が出来たことが何よりうれしい」という言葉が印象的でした。
WAKWAKが行っている学習支援教室わんぴーすが、しんどさを出せずにいる子どもたちにとって心を許せる居場所となればこれほどうれしいことはありません。
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