そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

この人です、総理記者会見を仕切り質問制限する

2021-02-23 | 石破茂

2017年から2019年まで放送行政を所轄する情報流通局長であった山田真貴子氏である。2019年11月6日に、東北新社から菅正剛を含む4人からお1人様74,203円のさぞ豪華であろうご接待にあずった女史である。山田は記憶にないなどと一旦否定らしきものをしたが、結局認めている。許認可する彼女の役職と、ご接待する側の関係からして、国家公務員倫理規定に抵触するものである。
現在は内閣広報官として、総理記者危険を仕切る晴れの舞台いる。菅義偉が総理に就いてからの記者会見は横暴そのものである。朝日、毎日、東京、北海道新聞はまずご指名に預からない。質問事項も事前に提出させ再質問は受け付けないという、前代未聞の横暴な記者会見を仕切っているのが彼女である。菅は総理として安泰である。困るような質問は来ない、一旦はぐらかせば再質問はない。次がありますからと打ち切り自宅に帰る総理を守り通す。それが現在の山田広報官である。
ニュースウオッチ9のNHK有馬嘉男キャスターが、菅総理に予測外の質問をして返答を詰まらせた。返答できなかった菅に責任があるが、「総理はおこっています」と翌日NHKに苦情を入れたのも彼女である。有馬は来月いっぱいで降ろされる。

結局総務省の内部調査で、倫理規定に違反する東北新社のご接待会食は37回に及び、11人が総額52万6000円の供応をうけている。農水大臣だった吉川貴盛が賄賂を受けたのは、河合案里の選挙違反の捜査の過程で発覚したものである。
今回も菅義偉総理の息子だったから文春砲にひかかったに過ぎない。安倍晋三長期腐敗政権の側近はただの一人も逮捕もされない悪弊が横行定着しているからである。不都合なら公文書も隠蔽も廃棄するし隠ぺいだってやり放題である。たまたまバレたことだけが騒がれる。山田真貴子のような横暴な振る舞いは、政権により強く寄り添うことで後の栄転も含めて免罪にしてもらえるからである。
日本は官僚の倫理・モラル最低の国家に堕したのである。
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