そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

自民党こそ低俗なフェイクニュースの発信源である

2019-07-04 | 安倍晋三

ニュース23の党首討論会は安倍晋三の反応がなんとも情けない。自民党本部が立候補予定者に配布した冊子の内容が、あまりにも低俗で、ネトウヨといわれる人たちの発言をまとめたものらしい。まるで日本会議の発刊物のようである。
安倍晋三は最初は小声で、「良く出来た本だ」と口にしたが、他の政党が口々に批判すると、「全部目を通しているわけではないし、これは見てない」と安倍晋三は前言を返した。「出所不明の冊子を使うのは大人げない、やめた方がいい」と、友党の維新の松井代表に質されて行き詰った安倍晋三は、絵の問題より憲法論議をしましょうと、論点を変えようとした。
上の絵を見ればわかるように、安倍晋三をこのように描くのはまるで個人崇拝の独裁政権下のかつての社会主義国のようである。いつから日本は、このような低俗な権力国家になったのか。
昨日昼の討論会では、森友加計学園問題は終わったのかという質問に対して安倍晋三は、「朝日新聞は記事の訂正をしていない」と、意味不明の攻撃をして、司会者はここはそういう場ではありませんからと注意を受けた。事実関係より朝日新聞が憎いといった、意味不明の説明に終始している。
年金不安に安倍晋三はたった一つの案しか用意していなかった。すなわち、経済成長すれば何の心配もいらないというのである。アベノミクスをどんどん進めれば、いいのだというのである。アベノミクスは特定の層に富を与え、大量の貧困者を生んだ失敗した経済政策である。さらに進めればどいうことになるかははっきりしている。資金を投資によって増やす話も、儲けた時の話しかしないパチンコ好きや競馬好きが、勝った時のことか言わないのと同じである。昨年は15兆円も減らしている。博打で基金を増やせるぞという姿勢に若者たちが不安を抱くのは当然である。40%もの未納が、経済的理由や情勢不安から起きている現実を見ない姿勢である。フェイクニュースは自民党が発信している。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港