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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

民主体制遙かなり日本

2013-12-31 | 民主主義

公約を平気で破る国会議員たち。立候補以前にには音なしだった重要案件を、平然と行う政党。日本の政治体制・行政を民主的と表現できるのだろうか。

国論を二分するようなことを、事前に何の了解を国民に諮ることなく、平然と稚拙な論議のままで法案を通す。特定秘密保護法がひときわ目立つが、消費税もTPPも国家安全保障会議も普天間移設も同じ構図で行われる。

日本が近隣諸国をどんな理由が初期にあったとしても、結果的には侵略した事実は消すことは出来ない。むしろ為政者たちは、それを率先して教訓にしなければならない。侵略し略奪し殺害する行為を、平然と肯定する愚かな、旭日旗を掲げるナルシストたち。靖国神社を踏み絵にして、軍事思想の汚物をまき散らす。

彼らが政治の頂点に居座る限り、民主国家などあり得ない。韓国の朴大統領が、「歴史を教訓としない国家は、品格をなくした2流国である」と、安倍政権を断じる。残念ながら彼女の主張は正しい。

国民の前に意図を欺くか、隠匿するか、平然と翻意する国会議員が無為に居座り続ける限り、日本の民意は国政に反映はされることはない。

黙する国民。他者の意見に抗する術を知らぬ若者。歴史を学ばず、マスコミのプロパガンダに従順になる良い子たち。

民主党末期の政権からであるが、とりわけ安倍政権になってから、多くの国民の意志は中空を彷徨う、無重力の浮遊物となり、その存在すら疑われるようになってしまう。

そうしたことにお構いなく、2013年は暮れてゆく。

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