イラク政府の不正行為が取りざたされている。多くの省庁で人員の水増しが日常的に行われている。汚職は目に余るも のがある。マリキ首相は、訴訟に係ることに公然と介入している。法廷への圧力を、機会があるごとにかけてくる。
と、報告しているのはイラクのアメリカ大使館のレポートである。イラク行政は身動き取れない状況である。まりきはアメリカの、傀儡政権にすらなりきれないでいる。統治能力のない政権をこれからも支援すのだろうか。
ブッシュは今月、議会の反対を押し切って3万人も増派した効果、成果を議会に報告しなければならない。ブッシュは今日イラクを突然訪問した。増派に対する、成果を確認するためだったのかもしれない。
現実には、テロは頻繁に起きるし、規模そのものが大きくなっている。しかも、地方へと拡散している。増派に限らず、アメリカの介入で順調に動いているところなど、イラク中を探してもどこにもない。
大量の武力の投入を行った結果、イラクの反発だけが結果であれば、ブッシュは行き場がなくなってしまう。そもそもの、武力介入が問われるのを最も恐れているのであろう。それでも、もうすでに実質1年しか任期がなくなっているので ある。諦めて現実を直視してはどうだろう。
日本の、テロ特措法が12月で延長期限が切れてしまう。洋上の給油の行為は、一義的にアフガニスタンのアメリカ軍を助けていることになってはいるが、現実には同じ国家の軍隊の中で連動することなので、イラクを支援していることになってもいる。油そのものが行っていることも考えられる。何の報告もないので、内容の確認方法がない。
何の討論もなく、2度にわたり延長してきたこの法律は、アフガニスタン人だけでなく、イラク人をも平和へと導いてきたのであろうか? 日本は、このような武力支援をするような国造りになっていない。