田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)

2019年03月16日 17時59分27秒 | 日記

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 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演。「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとったものの完成前に降板するなど製作トラブルも伝えられたが、公開されると世界中で観客に受け入れられ、日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入100億円を突破。社会現象とも呼べる大ヒットとなった。第76回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(ドラマ部門)、最優秀男優賞(ドラマ部門)を受賞。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む5部門にノミネートされ、主演男優賞ほか4部門を受賞した。(映画.comより)

 

 

 

 

 私、クイーンを聞いて育ってません。それで最初は「見てもわからない」と思い、無視していました。でも、あんまり評判が良くて、信じられないほどのロングラン、また「クイーンを知らない人でも感動する」などの記事を読んで、気持ちが変わりました。ずっと見やすい時間帯で上映されてましたし。いや、見てよかった!クイーンを全然知らない私でも、聞き覚えのある曲がいくつかありましたし、ドラマ自体も見ごたえがあり、役者さんたちもすごくよかった。主演男優賞を受賞したラミ・マレックも、すごい熱の入りようでしたね。本人かと思いました。実は体の大きさなど、結構違うんですってね。信じられない。感動しました。

 才能のある人は、凡人と違い多難です。でも、それゆえの天才ですから仕方がありませんね。人生のすべてのお話に心動かされました。リアルタイムでクライマックスのチャリティコンサートを知っている人は、涙が止まらなかったのではないでしょうか。私はクイーンの軌跡を知りませんし、このコンサートももちろん知りませんでした。でも、映画を見ていただけでもこみ上げる感動、そしてその楽曲に「あぁ、よく聞いていればよかった。一つの世界を知らずに大きくなって、一つ損をしたんだな」と思いました。クイーンを聞いて育っていれば、必ずもう一度見たでしょう。

 よくこれだけの映画を作ったものです。才能ある人って、あらゆる方面にいるんですねぇ。

 

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クリード 炎の宿敵(Creed II)

2019年03月16日 16時48分03秒 | 日記

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 「ロッキー」シリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させ、世界中で好評を博した「クリード チャンプを継ぐ男」の続編。「ロッキー4 炎の友情」で、アドニスの父であり、ロッキーの盟友だったアポロ・クリードを葬ったイワン・ドラコの息子ヴィクターが登場し、アドニスが因縁の対決に挑む姿を描く。ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスは、かつて父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターと対戦することになる。ヴィクターの反則行為により試合には勝利したものの、納得のいく勝利を飾ることができなかったアドニスは、心身ともに不調に陥ってしまう。やがて婚約者のビアンカが出産して父親になったアドニスは、ロッキーから父親という存在の大切さを諭され、しばらく一線から遠のくことに。しかし、「ボクシングこそが自分そのもの」と気づいたアドニスは、ヴィクターとの再戦を決意する。前作から続いてアドニス役をマイケル・B・ジョーダン、ロッキー役をシルベスター・スタローンが演じ、スタローンは脚本も担当。「ロッキー4」でイワン・ドラコを演じたドルフ・ラングレンも同役で出演。監督は新鋭スティーブン・ケイプル・Jr.が務めた。(映画.comより)

 

 

 

 

 見た順にきちんと書いているんだけれど、今さら感がひときわ大きい映画。あれ~書いてなかったっけ?と思いました。正直に言います。この作品の主演はドラゴとその息子です。マイケル・ジョーダン演じるアドニスの影の薄かったこと。同じような話の展開、みるみる強くなるアドニスなど、見飽きたシーンの繰り返しに、ロッキーは渋くてカッコいいけれど、やっぱり食傷気味になりました。人里離れたロシア(?)の田舎で鍛えられているアドニスが、次のシーンでムキムキで走っているのを見て、つい「あ~彼はファンタスティック・フォーだもんな」と思ってしまいました(笑)。

 ボクシングはスポーツなんですから、勝つことも負けることもあって当然です。それなのに、ドラゴはロシアで負け犬として徹底的に排除されています。妻にも逃げられ、息子を男手一つで育てているドラゴは、息子ヴィクターには勝つことのみを教えてきました。「弱いから負けるんだ。勝てばいいんだ。俺は負けたからこんな目に遭った」と。「負け犬だから、おまえのかあさんを失ったんだ」と。

 ヴィクターは、大きく、強い男になります。そしてロシア国内での試合では、相手がいないほど強いファイターとなり、アドニスとの試合に打って出るのです。ちょうど家庭を持ったアドニスは、危険を承知でそれを受けて立ち、反対するロッキーと一度は袂を分かちますが、やっぱり一緒に戦うことになります。対するヴィクターは、強い時だけすり寄っておべっかを言う権力者たち(そして金持ちと再婚して同じようにふるまう母)に反発し「父さんはどうして平気なんだ」とドラゴに詰め寄りますが、「強いからこそ得るものがあるのだ」などと諭されてアドニスとの試合に臨みます。

 話の展開は同じです。最初はヴィクターのほうが有利に展開していました。しかし、長引く試合に疲弊し始め(ロシアではそんな長丁場は経験しなかった)、だんだんロッキー側が有利に。派手に着飾り、特等席で男と一緒に観覧していた母は、負けが濃厚になった時点でさっさと帰ってしまいます。思わず咆哮するヴィクター。目には涙(だったと思う)。「立て、勝つんだ。立て」の一点張りだったドラゴも、ボロボロになった息子の姿に、思わず次の行動に出ます。ロッキーと同じ後悔をしないように。

 かわいそうなヴィクター。なんなんですか、この薄情な母親は。演じるはなんと本人ブリジット・ニールセン。よく担ぎ出しましたね。女優やってたのかな。男の子にとって、母親は絶対の存在。それは母親にとっても同じのはず。それなのにこの仕打ち。個人的に涙が出ました。母の愛を知っていれば、この子はこんなことにはならなかっただろうに。しかしラストでは、勝利だけが人生ではないと悟ったドラゴが、息子と一緒にランニングする姿が。あぁ、希望のあるエンディングでよかった。気が付けば、ドラゴ父子の話だけが心に残っていたのでした。マイケル・ジョーダン、いたっけ?

 このシリーズは最初から3部作かなぁ。もう、終わりにするのかな。私は、もういいと思います。今度はドラゴのスピンオフ作品でも作るのかしらん、そう思った作品でした。

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