田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

G.I.ジョー(G.I.Joe: Rise of Cobra)

2013年06月13日 22時48分41秒 | 日記

 

 ハズブロ社販売の同名アクション・フィギュアをもとにしたTVアニメを、「トランスフォーマー」の製作陣と「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」「ヴァン・ヘルシング」のスティーブン・ソマーズ監督が実写映画化したSFアクション大作。超ハイテク装備の国際機密部隊「G.I.ジョー」と悪のテロ組織「コブラ」の壮絶なバトルが展開する。出演はチャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン、デニス・クエイドほか。(映画.comより)

 

 

 あんまり中身がなさそうだったからスキップしてた作品。でも、続編があんまり宣伝されてるので、ついそちらが見たくなって、こちらも見ておこうと思ったわけです。「1」が公開された頃は、シエナ・ミラーもいろいろ話題に上ってた時期で(おもに素行の悪さで・笑)、つい「まぁええか」と思ったのを覚えています。

あのころは知らなかったけれど、今は結構見かけるチャニング・テイタムががんばっていたり、「ハムナプトラな人」がカメオ出演していたり、感動するくらい久しぶりなクリストファー・エクルストンが出ていたりと、期待とは違った感動をもたらせてくれた作品でした。

ついでに言うと、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットも出ていたし(彼とシエナ・ミラーが姉弟なんて!)、普段はお笑いなマーロン・ウェイアンズもがんばってました。

しかし、全体的に小粒な感じのする作品に仕上がっていたように思います。

峰不二子ふうのシエナは魅力的で、地位と金のあるアタマのいい男を簡単に落としてあるのも、いかにも不二子っぽくて◎。

しかし(フィギアを元々知らないので、お話がどうなっているとそれらしいのか、自分もわからないのですが)、出てくる秘密兵器やそれを横取りしようとする悪者・あるいは黒幕などが、いかにもステレオタイプだし(そういう設定なのかもしれませんが)、結局みんな知り合いばかりで、世界も非常に狭い(笑)。

それにイ・ビョンホン演じる忍者も笑える。子供の頃修行しているお寺も、いったいどこの国にあるんだろう、って感じだし。だって、師匠は子供相手に「ストームシャドー」と呼びかけているし、ビョンホン・子供は日本語じゃない言語を話してる。でも、他の人や師匠は日本語を話す場面も。よくわからん。架空の国かな(笑)。

結局は、西洋人にとっては、やっぱり韓国人も日本人も一緒くたなのね。

それに、この間20年というのも笑えるポイント。すごく近未来な感じに話が始まって、技術といい兵器と言い、どう見ても今よりかなり進んでいるのに、「20年前」に切り替わった途端、いったいいつの時代かと思うほどの古典的な寺。う~ん、渋いなぁ。

しかしながら、それはそれで、単純明快。充分楽しめました。そうえいば大統領も「未来世紀ブラジル」な人でしたね!

続編が楽しみです。

コメント
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