田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ゴーストライダー2(Ghost Rider: Spirit of Vengeance)

2013年02月23日 14時50分16秒 | 日記

 

 ニコラス・ケイジ主演で、マーベル・コミックの人気キャラクターを実写映画化した「ゴーストライダー」(2007)の続編。父親を救うため悪魔と契約し、自らの中に復讐の妖精=ゴーストライダーを宿したジョニー・ブライズは、時折、本人の意思とは関係なくあふれでるゴーストライダーの闇の力を押さえつけることに苦しんでいた。そんなある日、ある僧侶から、最強の悪魔が新しい体として狙っている少年を助けてくれという依頼が舞い込む。「アドレナリン」シリーズのマーク・ネベルダイン&ブライアン・テイラーが監督を務めた。(映画.comより)

 

 

あはは!おもしろかった!ストーリーなんて、あってないようなもの。突っ込みどころ満載だし(笑)。しかし、悪魔がなんでキアラン・ハインズに変わったのかな。より若い体を欲したのかしら。もちろん、キアランも素晴らしい俳優ですが、やっぱりフォンダ御大のほうが渋かった。あくまで個人的な好みですが。

前作から7年。その間、ニコラス・ケイジの映画はたくさん見て来たので、今回「2」でおもいっきりおでこが広くなってても、あんまり気付かずそんなものかと思ってました。DVDで「1」を見た娘に「え~、おでこめっちゃ広がってる~~。うっそう~」と言われても、ニコラスはいつもああなのに、何言ってんだろ、と思ってました。

しかし、レヴューを捜すうちに発見しました、「1」では、さわやかなヅラをかぶっていたんですね。今見るとなんともおかしい。いや、それはそれで素敵ですが。

今回はガールフレンドが絡むこともなく、ひたすらライダー道をまっしぐら。自分の意志とは関係なく顔を出す悪魔と決別できる手助けをしてやる、という申し出に乗り、某宗教の秘密基地まで(悪魔に狙われた)少年を保護し連れてゆくのです。

少年は、母親である女性が、命を助けてもらう代償に産んだ悪魔の子。ゆくゆくは悪魔の後を継がなければならない(あるいは、悪魔が少年の体に乗り換える)宿命です。

そうは言っても、産んだ限りは自分の子。母は悪魔から逃れるために、あの手この手で少年を守り抜いてここまで来たのです。

しかし、悪魔は悪魔。危険な奴を雇って非道に追いかけて来ます。

この間、ニコラスと少年に疑似的に親子のような友情が生まれたり、秘密基地では案外簡単にニコラスが悪魔を取り除くことができたり(ヲィッ!)、あんなに強い悪魔がなんで人を雇って追わせていたのか疑問だったり(最初から自分でやれば早かったはず)、そもそも悪魔なのになんで自分の子を見失っていたのかと思ったり。

考えれば考えるほど、突っ込みどころは満載なのですが(笑)、そこはアメコミなので、燃えながら走るヤマハ(!)のバイクとライダーのカッコよさにしびれながら鑑賞できれば充分かと。

しかし、いいですねぇ。私も悪魔に憑かれたい(笑)。カッコ良すぎじゃないですか。職場まで燃えるバイクで出勤すれば一躍ヒーローだ!クビになるかな。

ニコラスを今回の任務(?)に誘う黒人さんに「マイティ・ソー」で門番をやっていたイドリス・エルバ。彼もカッコいいバイクに乗ってましたね。

あと、注目なのは少年役のファーガス・リオーダン。ちょっと「T2」のエドワード・ファーロングのような、繊細な感じの美少年です。ママ役のビオランテ・プラシドも魅力的。いい人材を捜して来ましたね。

ともかく、「1」を知らなくてもなんら支障ないし、な~んにも考えずに楽しめ、かつスカッとする映画。これはこれで秀作だと思います。

コメント
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