低血糖症という言葉をご存知でしょうか。
「低血糖症」は病気ではなく症状をあらわしています。
病気ではないので一般的な医院では診断されません。低血糖症という言葉を
知らない医者もいるそうです。
具体的には、低血糖症とは血糖値が下がって身体に不快な症状が出ている
状態のことです。
■ 甘いものが食べたくてしょうがない
■ お腹がすくと、イライラして集中力がなくなる
■ ちょっとしたことで怒りが爆発することがある。キレやすい。
■ 光がまぶしく感じることがある
■ 音がうるさく感じることがある
■ 頭痛持ちだ
■ ランチ後、1~2時間くらいすると眠くなって、やる気がでない
■ 急に気分が落ち込んだり、泣きたくなったりすることがある
■ 徐々に体重が増えた
■ 体がだるくて重い
■ ときどき手や指がふるえることがある
姫野友美著 「心療内科に行く前に食事を変えなさい」より
歯科において糖質制限を行う目的は、この低血糖症を防ぐことにあると考えて
います。