糖質制限は糖質を控える結果高タンパク、高脂質の食事になります。
そのため
1 長期的安全性が示されていない
2 カロリーオーバーになって体重増加が生じる
3 脂質オーバーになり脂質プロファイルが悪化し動脈硬化症が生じる
4 タンパク質オーバーになって腎機能の悪化が生じる
ということが懸念材料としてあげられます。
そのことに明確に答えている北里大学の山田先生の記事が
ありました。
答えは「糖質制限の食事によって腎機能は悪化しない」
とのことです。
ただ、糖尿病になり腎臓の状態が悪くなると糖質制限を勧められ
なくなることがあるそうです。
糖質制限は健康なうちに行うことがコツです。
ちなみに制限すべき糖質量には個人差があり、一概には
言えないものです。
健康な人がダイエットや病気の予防として行う分には厳密な
制限は必要ありませんが、糖尿病やそれにまつわる病気が
ある人は専門家の指示を仰ぐ必要があるでしょう。