薬は飲むと全身に回りますが、効きやすい部位と効きにくい部位があります。
歯科でいいますと次の場合は痛み止めが効きやすいです。
歯ぐきの痛み
歯周病で歯ぐきに痛みがでたり、親知らずの周りの歯ぐきに痛みが出た場合は
痛み止めが有効です。
歯の根の先の痛み
歯の根の先は骨です。骨の中には血液が豊富に流れているので薬が到達しや
すく、痛み止めが有効です。
抜歯の後の痛み
歯を抜いた後には痛み止めは有効です。
歯を抜いた後は歯ぐきや骨が痛みますが、そこには薬が到達します。
歯の神経を取った後の痛み
歯の神経には薬が浸透しにくいのですが、神経を取ると痛むのは歯の根の先の
骨の部分です。ですから薬が到達して痛み止めが効きます。
顎関節症
顎の痛みにも痛み止めは有効です。膝や肩が痛む時に整形外科でもらうのと同じ
薬で痛みを抑えることができます。
こうして列挙してみると歯以外の部位に痛み止めが効くということになります。
小幡歯科医院