小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

歯科と産婦人科

2009-01-08 09:07:00 | 医科と歯科

妊娠するとお口の中の環境は変わります。

            

妊娠中は

              

つわりで歯磨きができないため虫歯になる心配がある

ホルモンバランスが劇的に変化して歯周病になりやすい状態になる

妊娠中はレントゲン撮影や薬の服用ができないため歯科治療が制限される

(実際はできるのですが、心情的にできません)

              

            

など気を使うことが多いです。

        

そのため妊娠する以前に歯の治療はすべて終えておきたいものです。

                 

               

そして産後は

                

子育てのため生活が不規則になり歯磨きもおろそかになるので虫歯になる危険が

増える

ホルモンバランスは元に戻るので歯周病になる危険は妊娠中よりは減る

子供虫歯予防も重要である

しかも母親の虫歯は子供にうつる可能性がある

           

                 

以上のような理由で、出産前後は歯科受診が必要です。

          

ちなみに、赤ちゃんにカルシウムをとられるのでお母さんに虫歯ができるというの

は迷信です。

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