大人でもありますが、子供はよく前歯をぶつけます。
歯をぶつけた場合は以下の症状が起きます。
1 歯が欠ける
2 歯がグラグラする
3 歯の根が折れる
4 歯が抜ける
大人と子供で考え方はそれほど変わりませんが、基本的に子供の場合は様子を見る治療にします。
成長期で歯並びも変化していく時期なので、確定的な治療ができないからです。
今回は歯が欠けた場合です。
子供が前歯の永久歯をぶつけて、歯が欠けてしまいました。
歯をぶつけて、少し歯が欠けました。
これくらいなら簡単に治すことができます。
レジンというプラスチックで埋めておしまいです。
これ以上かけた場合は、歯を全周にわたって削って「かぶせる」治療を選択するのが一般的ですが、子供の場合は応急的に「詰め物」で終わらせることが多いです。
成人になってから適切な時期に「かぶせる」治療で仕上げる予定とします。
(続く)
小幡歯科医院