随分前にお知らせしていた「歯のヒビについてのまとめ」を、
やっと行いたいと思います。
歯のヒビにはいろいろな動態があるので、なかなか考えを
まとめることができませんでした。
といいますか、しっかりまとめることは不可能に近いので、
実際の臨床の場でどういう風に考えているかをご紹介して
いこうと思います。
問題なく使用できています。
もしこのヒビがおおきくなり、水が漏れるようになったら
使えなくなります。
もしこのヒビが大きくなり、湯のみが欠けてしまったら
使えなくなります。
でも、漏れているところを何かで埋めたり欠けてしまった破片を
もう一度くっつければ、再び使うことができるようになります。
ただし補修したところが取れてしまえば、また使えなくなります。
これが歯のヒビの治療のイメージです。
歯にヒビが入っていますが何の問題もなく食事ができています。
治療の必要はありません。
歯のヒビの治療はヒビが入っていても問題なく歯が使えるように
なることが目標となります。
小幡歯科医院