小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

人類の歴史からみた糖質制限

2013-04-12 23:41:56 | 栄養

人類は700万年前に誕生しました。

 

 

当時の食事は狩猟によるものやたまたま巡り合った野生の

植物でした。  

 

 

日常的な食料は、魚貝類、小動物や動物の肉・内臓・骨髄、

野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などです。ときどき食べること

ができたのは、木の実、果物、球根(山イモなど)でしょうか。

(江部 康二著 「主食をやめると健康になる」 より)

 

 

 

この時の食生活は糖質制限食そのものです。

 

 

 

人類が農耕によって安定的に食料を手にすることができる

ようになるのが今から1万年前です。

 

 

 

農耕を行うようになって、初めて人類は定期的に糖質を口に

するようになりました。

 

 

 

人類の歴史の中で糖質とつきあうようになった期間は

1/700なのです。

 

 

さらに白いパンや白米などの精製された炭水化物を口にする

ようになったのが200~300年前。

 

 

人類の歴史の中ではおよそ1/20000です。

 

 

人類はそのほとんどの期間糖質制限を行っており、最近の

わずかな期間に糖質を摂るようになったのです。

 

 

 

歴史の流れからみても、人間は糖質に慣れていないことが

わかります。


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