啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

シロワビスケ

2010-12-14 23:28:20 | 山野草

ツバキの一種で今の時期、茶花として重用され、庭木としても貴重な花のようだ。「お茶命」の当家のカミさんが、実家で不要となったものを頂いてきて、当家で6年目を迎えているのがこの「シロワビスケ」。背丈を越えた高さに成長し、今花のピークを迎えている。近くには、昨年埼玉県花園町の園芸センターで売られていた花が薄赤(薄紫?)の「ワビスケ」も植えられているが、まだ木が生長しておらず蕾もつけていない状態。

ツバキ科の常緑低木。花が赤系のものをワビスケ(侘助)とよぶ。私は白花タイプが好きだ。清々しい白の色に加え、花びらを完全に開かない慎ましやかさが嬉しい。今時、垣根や庭に華やかに咲き誇るサザンカとは違う優しさががあると思いません?

花の名は千利休の下僕「侘助」からとったものという説があるそうだ。花の少なくなる時期だけに、茶花としても重要な存在なのだろう。

ノゲシ

2010-12-14 08:20:58 | 山野草

「ノゲシ」は一年中咲いているような気がする。先程思い出したのだが、10月頃に赤城の鍋割山咲いていたのを掲載したことがあった。その時も、普通のノゲシとオニノゲシの区別が明確でなかった。今でも同じで、進歩していない。

一応、見分けるポイントとして、葉の根元というか茎と接している部分で「尖っているのがノゲシ」「丸く幹を巻くような形になっているのがオニタイプ」などと学習はしているのだが、写真を撮ることだけに気をとられ、確認していないのだ。いつも行く散歩コースの道端だけに、もう一度確認して来よう。

ただし、90%はノゲシだと思っている。図鑑に花期は「春から夏」とあるが、間違いなく今でも咲いている。夏場までの葉は濃い緑色をしているが、今の葉は紅葉?している。紫がったキャベツを見ることがあるが、そんな感じの色。若葉は灰汁を抜いて食べることができるそうだ。