啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

自然/番外編の2件

2010-07-16 09:54:53 | 里山
時間ができ、ゆっくりと自然に接していると、色々なことに出会う。
激しい夕立を恐れ、山行を諦めた午後。久し振りに「二千階段」を歩いた。家を出ようとした瞬間、ヒヨドリのけたたましい声。ここ数日、同じことの繰り返しで「営巣しているな」の思いはあったが、巣は見つからず先を急いだ。

前日のNHKの番組を参考に①演歌を口ずさみ②ゆっくりと③小幅に-歩く。急登だがゆっくり歩いても40分ほどの行程。演歌で歩くのは、やや調子外れだが何となく効果あり。道を
反対側に降り、反対側の登り口から林道を歩く。

写真の「コマツナギ」(ほぼ間違いないと思うのですが~)は、林道沿いにあったもの。予定していた山頂のセンニンソウは時期が早すぎ、合歓木は終わりかけで写真は無理。「ハギがもう咲くのか」と思って見ると、この花(木)。多分コマツナギと思って撮影した。

木(低木)を引き寄せて撮ったが、何か違和感を感じた。「枝の様子がおかしい」のだ。
よく見ると「虫」らしきもの。葉がなくなっている。蛇よりも嫌いな緑色の虫。草をとって
触ろうとしたら、先方も気付いていたのか、すばやく落下。驚いた私はカメラを落とした。
木の枝に擬態している。偶然にも、映っていたので紹介してみた。


この椛は玄関脇に生えているもの。よく見ると中央の部分にくろっぽい部分があり、これがヒヨドリの巣。今朝ようやく見つけた。卵を抱いているのだろう。引き戸を開けると驚いて飛び出すが、直ぐ戻ってくる。10年以上前のことだが、玄関の上に巣を作ったツバメをアオダイショウが襲い、それ以降営巣しなくなった事がある。ヒヨドリには子育てを完遂してもらいたいのだが。